隼田 正洋

Yahoo! JAPANのプロデューサー。現在はYahoo!トラベルのマーケティング、…

隼田 正洋

Yahoo! JAPANのプロデューサー。現在はYahoo!トラベルのマーケティング、営業、ビジネス交渉、新規事業展開などのビジネス領域を管掌してます。

最近の記事

東急のエンジニア募集の広告クリエイティブがすごく秀逸で一本取られた

私は通勤で東急田園都市線を使うのですが、電車の扉口にこんな広告が掲載されていたので思わず写真に撮ってしまいました。 東急グループのエンジニア募集広告なのですが、シンプルに「これはうまい!」と思わされたクリエイティブでした。一見すると何かしらのソースコードのように見えますが、よくよく見るとただのローマ字なので、読もうと思えば誰でも読むことができるのです。 でも、こういった書式だとエンジニア以外の人は読もうとすらしませんよね。なので、このクリエイティブに目を通そうとすること自

    • 企画の上流工程に参加できないことを不満に思う人は多いが、参加して役に立てるかどうかは別問題

      twitterのタイムラインを何気なく眺めていたら、開発案件を進めていく中で「企画や戦略段階から会議に参加してないとデザインや開発が適切にできない」という人たちのことについての投稿を発見。私自身もこれまでこの状況は何度も経験していることもあって、すごく納得の内容でした。 開発案件を担当する現場のディレクター、エンジニア、デザイナーたちにとって、上流でやるべきことが決められて言われたことをやっているだけだと、自分のやっていることが本当に正しくて目的に沿っているのか確証が持てな

      • イチローの高校野球指導記事からビジネスにも通ずる心構えを学ぶ

        イチローの高校野球指導7校目、旭川東高校野球部を訪れたときの様子が記事になっていたのでチェック。野球の指導そのものもさることながら、仕事への向き合い方にも通ずるとても素晴らしい気づきを得られる内容でした。 球児たちの練習に寄り添う様子ももちろんのこと、練習が終わった後の最後の言葉が心に残りました。 すごくステキなコメントですよね。野球でも何にしても、注力してやっていることで壁にぶつかって、いろいろ四苦八苦しながら壁を乗り越えた結果はじめて成長することができるんだと思います

        • Appleの新商品発表会の超ハイクオリティ映像がiPhoneで撮影されていたらしい

          2023年10月31日にAppleがM3チップを搭載した新MacBook ProやiMacが発表されました。ニュース記事などでこの情報を見た方は多いかもしれませんが、発表イベントのムービーをご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか? 今日この投稿で紹介しているムービーがまさに同イベントで再生されたもの。ムービー冒頭では新しいMacを使うことで日々の仕事がどれだけスピーディーに、どれだけクリエイティブになるか2分半ほどのクリップが流れ、続いてApple Parkでティム・ク

        東急のエンジニア募集の広告クリエイティブがすごく秀逸で一本取られた

        • 企画の上流工程に参加できないことを不満に思う人は多いが、参加して役に立てるかどうかは別問題

        • イチローの高校野球指導記事からビジネスにも通ずる心構えを学ぶ

        • Appleの新商品発表会の超ハイクオリティ映像がiPhoneで撮影されていたらしい

          宿泊費高騰で出張旅費が足りなくなっている会社が多いらしい

          会社の出張費の旅費規定が1泊8,500円のところがまだまだ結構多いようです。地方都市であればこの金額で宿泊できるところもあるかもしれませんが、東京都心部はもはやこの金額ではカプセルホテルにしか宿泊できなくなってしまいました。 仕事の関係でこういった話題を耳にすることが多いのですが、出張旅費が以前のままの会社の場合、出張で訪問する場所が都心部であっても、錦糸町、蒲田、川崎といったちょっと離れた場所に宿をとって翌朝電車で目的地に移動する人が多いようです。 会社がコスト増の要因

          宿泊費高騰で出張旅費が足りなくなっている会社が多いらしい

          航空事故調査ではいたずらに誰かの責任を追及するのではなく、真理を究明することが何よりも大切

          一昨日の夕方、羽田空港でJAL機炎上事故が発生したことで、これから事故原因の調査が本格化していくと思います。結果がどうなるか現時点ではわかりませんが、どのような結果であれ、事故の経験を教訓として次から同じことが起こらないようにすることが大切です。そのためにも最も大切な考え方が事故調査報告書の2ページ目に記載されています。 みなさんは事故調査報告書をご存知でしょうか?航空事故が発生したらテレビのニュースなどで「運輸安全委員会に提出された航空事故調査報告書によると…」みたいに報

          航空事故調査ではいたずらに誰かの責任を追及するのではなく、真理を究明することが何よりも大切

          女子プロレスラーの引退記事を読んで、生きていく上での大切なことを再認識させられた

          女子プロレスラーの引退記事を読んでいたところ、なかなかに含蓄のある内容に深く頷いてしまいました。 全日本プロレス系で今年3月に旗揚げされたばかりの女子プロ団体Evolutionに所属するサニーという選手が引退することになりました。この選手、元々は違う仕事をしていたもののプロレスラーになりたいという夢を叶えるために同団体の門をたたき、見事旗揚げ戦でデビューを果たします。 ですが、何度か試合を重ねていくうちに先天性の病気が顕在化。このままで選手としてプロレスを続けた場合に脊髄

          女子プロレスラーの引退記事を読んで、生きていく上での大切なことを再認識させられた

          NHKの能登半島地震の緊急報道から、報道機関としての矜持を感じられた

          昨日夕方に発生した能登半島地震。震度7の地震の直後に津波警報、その直後に大津波警報が発令。すぐさまテレビをつけてNHKで災害の様子をウォッチしたところ、いつもとは違う切迫感のようなものが感じられました。 大津波警報を受けてNHKのアナウンサーが視聴者にすぐさま高台に避難するように呼びかけていたのですが、その声がいつもの冷静沈着なNHKのそれとは全く違い、語気強く切迫した様子で、尋常ではない状況がひしひしと伝わってきたのです。 そこで思い出すのが、このnoteの記事。 東

          NHKの能登半島地震の緊急報道から、報道機関としての矜持を感じられた

          NETFLIXによる幽遊白書実写版の屋外広告でクリエイティブの力を再認識させられた

          Xを見ていたら、NETFLIXによる幽遊白書実写版の屋外広告を紹介しているポストを発見。「一本取られた!」と思わされた素晴らしいクリエイティブだったのでみなさんにも共有。 幽遊白書という作品、どんな内容だったかみなさん覚えてます?主人公の浦飯幽助の必殺技に「霊丸」というものがあり、指先に霊力をためてピストルのように撃つ技なのですが、その技の様子を渋谷の街中に再現しているのです。どのように再現しているのか、百聞は一見にしかず、まずは見てみてください。 最近の広告業界は獲得効

          NETFLIXによる幽遊白書実写版の屋外広告でクリエイティブの力を再認識させられた

          「顧客のため」と言いながら、実は自社のことを優先して考えがち

          ハーバードビジネスレビューで「リーダーは自社のサービスを顧客の立場からチェックをできているか」という記事を発見。何を当たり前のことをと思われるかもしれせんが、実は想像以上にできていないものです。 普段の仕事でも「ユーザーファースト」と言われることも多いと思いますが、一見すると顧客のことを考えた選択をしているつもりでも、実は顧客が求めているものではなく事業者視点で自分たちがやりたいことをやった上で、その中で多少マシなことを選択しているだけということがよくあります。 去年の夏

          「顧客のため」と言いながら、実は自社のことを優先して考えがち

          わかりやすく話そうとして話しすぎた結果、話が伝わらなくなるという落とし穴

          Books&Appsの安達さんの記事を見ていたら「わかりやすく話すためには話しすぎないスキルが必要」という、言わんとすることは理解できるものの、実践しようとすると難易度の高いことが語られていました。 記事中では「仕事では話のわかりやすさがとても大切。そのために話をわかりやすくするスキルが必要。そのために以下3条件が大切」と語られています。 1)まずは結論から話す。たくさん話したいことがあっても「今、必要なことだけ」を伝えること。そして2)相手が理解しているか確認すること。

          わかりやすく話そうとして話しすぎた結果、話が伝わらなくなるという落とし穴

          「すごい人と知り合うよりヤバい人から離れる方が大切」はホントにその通りだと思う

          「人生を好転させたいなら、すごい人と知り合うよりヤバい人から離れる方が大切」という内容のまとめを発見。もうホント、むちゃくちゃ納得してしまいました。 こういうのって典型的な因果関係ですが、ヤバい人から離れたら人生が好転するとは限りませんが、人生を好転させるにはヤバい人から離れることが必須という関係性だと理解しました。 人はどれだけ自我をしっかり持っていたとしても、仕事も私生活も一人だけで成立できるわけではありません。多くの状況で誰かしらと一緒に活動するわけで、その誰かとの

          「すごい人と知り合うよりヤバい人から離れる方が大切」はホントにその通りだと思う

          「仕事を任されたときの8箇条」の記事がすごく納得感あふれる内容だった

          ダイヤモンドで「仕事を任された時の一流の対応」についての記事を発見。よくある仕事術的な記事なのですが、解説がすごくわかりやすく、内容的に学びもあったのでピックアップ。 同記事はBooks&Appsを主宰されている安達さんへのインタビュー記事。それゆえ、日頃からBooks&Appsをご覧になっている方にとってはすごく馴染み深い内容となっています。 この記事で言及されている「仕事を任されたときにすべきこと」は以下8点。 いずれも「なるほど!確かに!」と思えるものばかり。特に

          「仕事を任されたときの8箇条」の記事がすごく納得感あふれる内容だった

          既存事業を守ろうとしてもイノベーションのジレンマで身動きがとれなくなる

          うちの会社のことをグループの会長の川邊さんが語っている記事を発見。現状維持のまま変われないことの恐ろしさを説明する記事なのですが、私自身も15年以上一緒の会社で事業をやっていただけあって、むちゃくちゃ納得で身につまされる内容でした。 ヤフーはインターネットの世界でいち早く成長していたこともあって、どこよりも早く規模を拡大し、どこよりも早く大企業ならではの停滞に悩まされていました。 PCインターネットの世界ではNo.1でしたが、SNS創世記のmixi全盛時代には遅れて参入し

          既存事業を守ろうとしてもイノベーションのジレンマで身動きがとれなくなる

          不要なことをやめないと、いつまで経ってもビジネスにスピードが出ない

          日経ビジネスに澤円さんの記事が出ていたのでチェック。「やめるは始めるより大切で難しい」という、まさにその通りだと誰もが思うけど実際にやめようと思うと実はけっこう難しいという、 すごく納得の内容でした。 もうホント、むちゃくちゃ納得です。特に古くて人の多い会社などでこの状態に陥りがちで、こうなってしまうと仕事のスピードがどんどん落ちていって、スピードが落ちてアウトプットが少なくなるから人を足していって、結果的に人がたくさんいる割にはアウトプットがショボく、少なくなっていったり

          不要なことをやめないと、いつまで経ってもビジネスにスピードが出ない

          「頭がいい人とは一緒に仕事がしたいと思われやすい人」という記事を読んで感じたこと

          スタディーハッカーで気になるタイトルの記事を発見。「頭がいい人とは一緒に仕事がしたいと思われやすい人」という内容でして、タイトルだけを見たときに「ホントに?」と思ってしまったのですが、よくよく読んで自分なりに解釈してみると「確かにその側面もあるか」という気にさせられました。 「頭がいい人は」は社会的知性、いわゆるコミュニケーション能力が高い人であって、そういった人は相手が求めていることや期待を正確に読み取ることができるため、周囲から「この人と一緒に何かしたい」「この日と一緒

          「頭がいい人とは一緒に仕事がしたいと思われやすい人」という記事を読んで感じたこと