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宿泊費高騰で出張旅費が足りなくなっている会社が多いらしい

会社の出張費の旅費規定が1泊8,500円のところがまだまだ結構多いようです。地方都市であればこの金額で宿泊できるところもあるかもしれませんが、東京都心部はもはやこの金額ではカプセルホテルにしか宿泊できなくなってしまいました。

仕事の関係でこういった話題を耳にすることが多いのですが、出張旅費が以前のままの会社の場合、出張で訪問する場所が都心部であっても、錦糸町、蒲田、川崎といったちょっと離れた場所に宿をとって翌朝電車で目的地に移動する人が多いようです。

会社がコスト増の要因を抑えたいのはよくわかるのですが、今のご時世さすがに無理があります。宿の価格上昇が一過性のものであれば出張者の工夫で乗り切るのも手かもしれませんが、今後この傾向はずっと続くでしょうし、なんだったらもっと高くなる可能性の方が高いのではないかと感じています。

なので、会社としては出張費用は実勢に合わせて上限を上げて、そのうち万が一宿の価格が下がるようなら、そのタイミングで上限も下げるという弾力的な運用をした方がいいんじゃないかと思います。でないと、このまとめにもピックアップされていますように情報セキュリティや荷物の盗難などのリスクもあるわけですし、そもそも従業員の疲労もバカにならなかったりします。

といっても、すぐに各社の規定が変わるわけでもないとは思うので、せめて上長承認で予算上限オーバーを認めるといった弾力的な運用をする会社が増えたらいいなと感じました。

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