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実家に帰省する時の、持ち物を楽にしたいんです【①不満を洗い出す編】
私は、年に2〜3回、実家に帰省します。だいたい飛行機か新幹線で帰ることが多いです。リュックが重くなるのが嫌いで、荷物はできるだけ少なくしたいのですが、結局なんだかんだでいつも重くなってしまいます。一応リュック1つで収まっているのでまだマシなのですが、もう少し軽くなれば良いなと思っています。理想は、ほぼ手ぶら(スマホと財布だけ)で帰ることです。
今回は、荷物の手間をできるだけ減らすために、もう一度持ち物を改めようと思い対策を考えました。第1回目は、現時点で感じている不満を洗い出して課題を見つけようと思います。全体で何回になるか分かりませんが、イメージとしては、
第1回:不満を洗い出す(課題の明確化)
第2回:持ち物を洗い出す(解決策案の明確化)
第3回:重要な部分を見つけ、狙いを定める(評価)
第4回:解決策を考え実行する(改善活動)
※この流れはQFD(品質機能展開)という手法を参考にしています。
を考えています。第2回目以降は、書き次第リンクを貼っていきますので、お待ちください。
まずは今感じていることを書き出す
さて、早速今回の内容に入っていきたいと思います。まずは、現時点で荷物の準備や移動中に感じていることを、素直に書き出していきます。今回はわかりやすくするために、時系列にそって書いてみました。
事前準備の時は、早く支度を終わらせたいなとか、移動中は荷物が重いな、と感じていることをそのまま書き出していきます。
どんな状況でそれを思っているのか考える
このままだと、まだまだ情報が少ないので、もう少し情報が増えるように発想を変えてみます。「感じていること」は「どんな場面、状況」でそう感じでいるのかを書いていきます。
このように視点を変えてみることで、考え方に広がりが出てきます。
感じていることを言い換える
「感じていること」と「場面・状況」から、自分が実際に感じていることを考えます。こうすることで、言葉の広がりが出て、最初に感じていたことをさらに深堀することもできます。
本当に求めていることを考える
最後に、本当に求めていることを考えます。なぜこんなことをするのかというと、人は自分でも求めていることを理解できていないからです。直感的に感じていることは顕在的な要求であり、その裏側には無意識な領域の潜在的な要求が隠れています。
自分のことは自分がよくわかっていると思うかもしれませんが、実はそうでもありません。例えば、「コーヒーが飲みたい」と感じたとします。この表現から本当に自分はコーヒーが飲みたいのでしょうか。コーヒーが飲みたいという裏側には、
・一息つきたい
・眠気を覚ましたい
・コーヒーで体を温めたい
・カフェに行って誰かと会話したい
:
のような要求が隠れていることはよくあります。ですが、人はそこまで意識して「コーヒーを飲みたい」とは感じていませんし、感じていないので言葉としても出てきません。それゆえ、感じたことを書き出して、そこから広げて深化させることが必要になります。
これまで行ってきた「場面・状況を考えること」、「感じていることを言い換えること」は、この本当に求めていること(潜在的な要求)を導き出すステップだったのです。この展開方法は、QFD(品質機能展開)というフレームワークを用いていていますが、その説明は割愛します。
最初の感じていることの数は6個でしたが、これまでのステップで潜在的な要求だと思われるものの数が30個まで膨らみました。数を出すことが目的ではありませんが、最初に比べて広く深く具体的な言葉へと展開できたと思います。
グルーピングする
今回の最後のステップはグルーピングです。ここでのグルーピングはKJ法と呼ばれる手法で行います。これまでのステップで出てきた潜在的要求の中には、お互いに似たような表現があります。それらをまとめて、1つの言葉で表現するという操作を行います(抽象化)。
30個あった表現のエッセンスだけ集めると、10個の言葉にまとめることができました。この30個の
第1回目のスッテプはこれで終了です。次回は、帰省時に持ち帰っている荷物を洗い出して、見える化するステップに進んでいきます。
【シリーズ記事リスト】
第2回目以降は、現在作成中です。しばらくお待ちください。
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