広末涼子さんとミスチル ~ミスチルブレイク前からとっても大好きよ

■ミスチルの楽曲との出会い

中学一年の時、キョウちゃんという同じ陸上部の友達から進められアルバムを貸してもらったのがミスチルとの出会い。
『Kind of Love『』や『Versus』の頃。キュンキュンするような歌詞に惹かれその世界観にハマったという。
ミスチルのブレイク前から聞いていたため、「わたしたちすごい、すごい人知ってる」みたいな感覚でいたようですが、『CROSS rOAD』のヒットで周りにどんどん知られていくと、寂しいような気持ちになったそう。

広末 「私は中学生の頃みすちるにであってちょうど『CROSS ROAD』や『innocent world』でミスチルが大ヒットしてしまう前から・・・“してしまう”って言っちゃいますね、コアなファンは(笑)先に私が見つけてたよみたいな感じで、大ブレイクするとそれはそれで寂しい気持ちになってしまったような若かりし頃でした」(NHKラジオ第一「うたことば」 2020年)

■Mirror

2020年、NHKラジオ第一「うたことば」で、好きなMr.Childrenの一曲として『Mirror』を選びました。

▼選曲理由

広末 「私が選んだ一曲はMirrorです。もちろんご存知の方は多いと思いますがアルバム『新開』の中に収録されているこの曲。この『深海』は本当にひたすら聴きましたね。間違いなく全曲歌えますね。歌詞も全部入ってます。その中でもどうしてこの『Mirror』を選んだかと言うと、きっとこの曲が明るくて優しくてストレートに心に響いたからなんじゃないかなーと思います。あの『深海』はどちらかと言うとヘビーなというか暗めで重めな曲が多かったので、その中でポッとホッとさせてくれるようなポップで聴きやすいこの歌が、アルバムの中でオアシス的な存在で私の中に残っているような気がします。」

▼歌詞について

「広末 「少しだけ歌詞のお話をさせていただくと、歌詞ももう全部が好きで、多分3分ない曲なので、どこかともできないくらいどの言葉も好きで、一番も優しくて風立ちぬ夕暮れの空に向け歌うみたいなとこだったり、ただあなたへと思いを走らせた単純明快なラブソングみたいなこともとってもストレートでほっこりさせてくれて好きなんですけど。特に2番が女性の私としては響きましたね。女性に向けて優しい言葉をかけてくれて、強がっている女の人に対しても安心させてくれるような歌詞で、最後の最後に大好きなのが“鏡となりそばに立ちあなたを写し続けよう そう願う今日この頃です”のところです。ここがくぅ~と心に響いてしまいます。その前の“あなたが誰でなんのために生きているか その謎が早く解けるように”という部分もまだ十代の自分にとって未来に不安に感じていたり、将来に悩んでいたり、強がっていたり、もしかしたらイキがっている自分に対して、こんな存在の人が現れてくれたらなんと心強いのだろうと思ったり、すごく夢のようなおじさま像じゃないですけど、すごく大人な男の人の歌詞だなっていうふうに感じたのを昨日のことのように思い出します。本当にミスチルの曲について話し出すとキリが無くなってしまうのでこの辺りにしたいのですが」

■星になれたら

2020年、TBS「サワコの朝」にて、今でも記憶に残っている曲として『星になれたら』を挙げました。

広末 「中学生の時ですね。デビューするちょっと前かな。13歳14歳の頃に聴いていた・・・。高知から東京にちゃん巣が舞い込んできて女優さんになるっていう時に旅立つ時の心情の歌詞なので」

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