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「現代文を勉強する」って意味わからないよねとワタシが常々思っているだけの話

「テスト前だし、現代文の勉強しないと...」
高校受験を控えた末の愚弟の言葉を聞いて、ワタシは驚きました。

現代文の勉強しないと????

何を言っているんだ我が愚弟は。しかもよく話を聞いていると筆者の気持ちや主張の読み取りが難しいと言っているようでした。

誤解のないように先に言っておきますが、ワタシ現代国語の全てを否定しているわけではございません。

自称進学校で勉強についていけず落ちこぼれた高校時代。センター試験練習では数学や生物の点数は悪くても、現国の点数だけは毎回ほぼ満点。それ故に現国の課外授業は初回以外出席しませんでした。自慢じゃないですがとは言いません。自慢です。
今、振り返るとまみちゃん(現代文の先生)サボりまくってごめんよ...。

高校レベルくらいまでの現代文は勉強するものではなく、どれだけ色んな本を読んだかがそのまま点数に直結する教科だとワタシは思います。実際、末の愚弟が本を読んでいるところをほとんど見た事がなく、ゲーム大好きな今どきの子という感じなので、現代文の点数が悪いのでしょう。

本を読めば、色んな人の表現や知識が自然と身につくので、読書家であれば受験だけの為にわざわざ「現代文の勉強」をする必要性に迫られることは少ないでしょう。

更に言うと現代文という教科自体があるのが、ワタシは意味が分かりません。「筆者の気持ち」や「主人公の心情」を答えよ的な問題が良くありますが、「それ本当に筆者の気持ちなの?筆者に聞いてきたの?」とひねくれた見方をしてしまいます。ワタシが今書いているこの文章も文面上は筆者としてのワタシの主張や気持ちが現れているかもしれませんが、それだけに留まらない色んな思いもあるからです。それを赤の他人にこの人はこういう気持ちだった!逆にそれ以外は不正解!と定義されるのは何だか腑に落ちません。

現代文を否定しているわけではなく、現代文を「勉強する」「点数化できる問題にする」ということにワタシは嫌悪感を持っているのかもしれませんね。

しかし、そんなワタシも最近「読む」のに苦労している文章があります。それが法律です。

今、勉強している資格の特性上、法律の文を読むことが不可欠なのですが、すごく分かりづらい!ワタシ、日本人よねとほんの一瞬不安になるレベルの複雑な文章で書かれています。括弧の使い方であったり、「又は」「かつ」の使い方であったり...。しかも、判例なんかももれなく付いてきます。

現代文にとっての読書と同じように、かなりの法律を読み込めば、自然と読み方が分かるようになるのでしょうか。

どうせなら、学校で法律の読み方などを教えて欲しかったなと思う今日この頃なのでありました。


以上の文を読んで
ワタシの心情と主張を100字以内で述べよ。

なんちゃって

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