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ワタシの休日の過ごし方1選

「そうだ、御朱印貰いに行こう。」
日曜の朝、いきなり思い立って服を着替えた。
前から御朱印に興味があった訳でも何でもないので、自分でも何故そんな事思ったのか分からない。

そもそも御朱印帳も持っていなかったので、開店時間に合わせて近所のインキューブに自転車を走らせる。
店員さんに「御朱印帳ありますか?」と聞いたら「御朱印帳って何ですか?」と言われた。
「あー...神社とかでハンコ貰ったりするやつで、一時期流行ったやつなんですけど...」
昔の流行を追いかけてる奴感が出てしまい、自分で恥ずかしくなる。

御朱印帳をゲットできなかったが、神社でも売ってるという情報をGoogle先生が教えてくれたため、そのまま神社へ向かう。

初めに向かったのは春日神社だ。さっきGoogle先生で御朱印帳のことを調べていた時に花火モチーフの御朱印を頂けることを知って、行くのを決めた。
春日神社には色とりどりの花飾りがあり、雨降ったら大変だろうなぁなんて情緒もクソもない感想を抱く。

参拝を済ませて、早速御朱印帳を購入。
巫女さんに1、2ページ目は伊勢神宮用に空けておく的な説明を受ける。


黒の御朱印帳!!!!!金や紫の刺繍が映えていて、とても強そうな雰囲気。

ちなみにお目当ての花火モチーフの御朱印は8月までだったみたいで、頂いた御朱印も良いけれど、ちょっとだけガッカリしたり、しなかったりした。


せっかくなら、ワタシのマブダチの所に貰いに行くか!と更に自転車を走らせる。
着いたのは大宰府天満宮。
マブダチ=菅原道真公
受験諸々で大変お世話になっているのにマブダチ扱いしてる罰当たりなワタシ。
ワタシが好きな小説に「菅原道真」が出てくるので、神様っていうより無駄に親近感が湧いてしまってる次第です。
そんな菅原道真公のお膝元である大宰府天満宮。
お参りのみならず、参道をブラブラするのが醍醐味。

梅ヶ枝餅大好きマンなので、かさの家の梅ヶ枝餅を購入。相変わらず行列が出来ていたが、人間の心理として列に並んでしまう衝動に抗えず...。出来たては熱々だったので、この写真は熱さに耐えまくって撮った1枚。(はよ食べろ)

簡単な腹ごしらえが終わり、ずんずん奥へ進んでいくと、風鈴が飾ってあったので、思わず写真を撮った。珍しくiPhoneのポートレートモードを使ってみたのだが、絶妙に背景がボケていて、何だか写真上級者の気分にしばし浸る。いや...普通に今のiPhoneの性能凄くないか?

ようやく御本殿へ。菅原道真公に挨拶する時はまず初めに「以前は御礼参りに来ず、すんませんっしたぁ!!!!!!」と田舎のヤンキーばりに心の中で謝るところからスタートして自分のお願いを祈る。(受験後、色々と運が悪くなったのは御礼参りしなかったからだと勝手に思っている)
菅原道真公へのn回目の謝罪を済ませた所で御朱印を貰いに行く。御朱印というものをしっかり分かっていないのでアレだが、大宰府天満宮の御朱印はスタイリッシュな感じなんだなぁ〜と。どの神社もシャッ!グゥ...シャッって感じの太めの字体かと思っておりましたわ。


そのままの勢いで竈門神社へ。鬼○の刃ブームですっかり聖地と化してしまっているが、元は縁結びの神社だ。それ故に3つの神社の中で1番必死に祈ったかもしれない。竈門神社でも御朱印を無事頂く。


ちなみにワタシのこだわりとして神社へ行ったら必ずおみくじを引くと決めていて、今回も1日に3回それぞれの神社でおみくじを引いた。
春日神社→吉
大宰府天満宮→大吉
竈門神社→末吉
こういうのは良い結果のやつだけ信じればオールOKです。

朝いきなり思いついただけのことで、とても良い休日になった。
御朱印を頂いたことによって、何かあった時に神様を御朱印帳から召喚(?)できる気分になる。
ほら。あれだ。遊戯王的なそれ。
明日からの仕事も神様たちの力で何とかしてくれるだろう!




上司に捕まったら「こっちには菅原道真が居るんだぞ」と心の中の御朱印帳を攻撃表示にしておきます。



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