ラケット破壊についての私の意見【水曜日のnote142】

テニスの報道のされ方

テニスの試合と言えば、勝てばちょろっとニュースになり、負ければ「〇〇進出ならず」みたいな感じで紹介されます。

負けてラケットを破壊すれば、その部分だけ切り取られてちょいバズり。

結局ラケットを破壊するシーンが一番取り上げる上でコスパが良いと思われているのだと思います。

もちろんそれではいけないと思いますけどね。

ラケットを破壊する行為について

自分の相棒として使っているラケットを破壊する行為は、もちろん良くないと思います。

物を大切にすると言う観点からも、それを見た周囲の人や、子供たちに対する悪影響と言う観点からも、非難されるべき行為だと思います。

ただ単に、ラケットを所有物として見るならば、所有者が壊すのは全く問題はありません。

しかしテニスプレイヤーとしては良くない行為であり、ルールでもペナルティーがつく行為として取り上げられています。

なぜラケットを投げてしまうのか？

テニスのプロ選手は、自身のフィジカルを鍛え、技術を磨き、メンタルも強化し、日々努力をしながらトーナメントに参戦しています。

試合で勝たないとランキングは上がらず、賞金も増えず、スポンサーもつかないと言う状況になってしまいます。

そういったギリギリの状態で戦っているから、ストレスは溜まり、どうにか発散しなければなりません。

そのストレスを発散するときに、ラケットを投げてしまうのだと思います。

他に対処すべき方法はあると思いますので、ラケットを投げてしまう癖がある人は、いろいろな方法を試してみるといいと思います。

違った見かた

ラケットを投げる、破壊する事は当然良くないのですが、選手が本気で戦っているからこそ起こることでもあると思います。

思わずラケットを投げてしまう位、本気で取り組んでいるのか？

やってはいけない行為だと冷静に考えればわかるはずなのに、やってしまう。

逆に言えば、そこまで全力で取り組んでいなければ、思わずラケットを投げてしまう位の悔しさやストレスなどは感じないと言う事になると思います。

精神的に追い詰められるほど、テニスは過酷な競技だと思いますので、思わずラケットを投げてしまう位悔しがる事は、少し多めにみてもいいような気もします。(ほんの少しですが)

もちろん、ラケットを投げることが常習化していたり、安易にラケットを投げる事などはダメです。

まとめ

基本的にラケットを投げて破壊する行為はダメだと思います。

ストレス発散の方法としては、他の方法を普段から試しておくことで対処してほしいと思います。

アンガーマネジメントとよく言われますが、テニスがその代表例として使われる日が来ることを願っています。