レベルを上げるための4つのプロセス【水曜日のnote139】
テニスはオープンスキル!
テニスは、相手やボール、スピードなど、常に変化する状況に対応しなければならないオープンスキルのスポーツです。
しかし、初心者の頃は、簡単な球出しドリルをやることが多く、フォームについての指導をされることが多いと言うことも事実です。
(やることが決まっている単純な動作はクローズドスキルと言います)
正しいフォームを覚えることは、威力のあるショットを打ったり、怪我をしにくくしたり、メリットはあるので大切だと思います。
ですがそれ以上に、いろいろな変化に対する対応力や、状況、判断する能力、問題、解決能力も大切になってきます。
今回は、オープンスキルを伸ばすために必要な4つのプロセスについて紹介したいと思います。
4つのプロセスとは?
①予測
②判断
③打つ
④評価
相手がボールを打つ前に「予測」し、ボールが来たら、どこにどのように打つかを「決め」、ボールを「打ち」、自分が打ったショットを「評価」します。
そしてその評価をもとに、次の相手が打つショットに対する「予測」をし、これが繰り返されると言うことになります。
①予測
相手が打つショットを見分けます。
(コース、回転、高さ、スピードなど...)
予測についてだけで1つの記事になりそうなので、ここは簡潔に紹介し、次回の伏線とします。笑
主にインパクトの前にスピンなのかスライスなのか、ラケットの動きで予測できることが多いです。
また、相手の得意なコース、グリップ、パターン、ポジションなどでも、情報を得て予測することもあります。
②判断
どこに?どういう軌道で?どんな回転で?など、自分がどんなショットを打つかを決めます。
迷っていると良いショットを打つ事はなかなか難しくなりますので、なるべく早く決めましょう。
この時、予測と紐付いて決めることができれば、ゲームの主導権を握りやすくなります。
③打つ
実際にボールを打ちます。
もちろんボールを打つことが重要なので、ここは練習してきたことをしっかり生かしていきましょう。
自分のバランスが良く、しっかりとしたショットを打つことができれば、予測、判断した通りに塗りやすく、より主導権を握りやすくなります。
④評価
自分のショットが、良かったか悪かったか?相手に効いているかいないか?という点を評価します。
ここはなるべく自分で評価し、すぐに次の相手のショットの予測に繋げていく必要があります。
練習やレッスンではコーチがそこを評価してくれますが、試合では予測、判断、打つと言う3つの段階でミスがなかったか、自分自身で考える癖をつけましょう。
まとめ
テニスは、ボールを打つ事も重要ですが、その前に予測や判断が入り、相手やショットの変化に対応していくことも重要だと思います。
どうしてもボールを打つ練習をたくさんしてしまいがちですが、予測や判断に対しても意識をし、オープンスキルを伸ばせるように頑張っていきましょう!
今年もよろしくお願い致します!
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