vol.4【君の知らない物語/supercell の歌詞考察】”君の知らない私だけの秘密”
こんにちは。
本日は、【君の知らない物語/supercell】について、考察をしていきます。一言でいえば、「三角関係の恋を歌った恋愛ソング」です。
・切ない恋心に浸りたい人
・心地よい爽快でテンポのいい歌を聴きたい人
・ドラマチックで綺麗な描写に浸りたい人
にぜひ見てほしい考察となっています。
大人気のアニソン!君の知らない物語は必聴
この曲、歌詞もメロディラインも抜群にいいですね。ストーリー仕立てで、情景がくっきりと浮かびます。この曲は『化物語』というアニメのED、そしてsupercellの1枚目のシングルです。カラオケでもよく歌われる1曲なので、1度は聴いたことあるのではないでしょうか。
1番/今夜星を見に行こう
いつもどおりのある日の事
君は突然立ち上がり言った
「今夜星を見に行こう」
「たまには良いこと言うんだね」
なんてみんなして言って笑った
明かりもない道を
バカみたいにはしゃいで歩いた
抱え込んだ孤独や不安に
押しつぶされないように
物語のはじまりを感じさせる冒頭のフレーズ
おそらく男女グループで、「君」に想いを寄せる私が主人公
君の思いつきに、みんながワクワクしながら賛同する空気感
帰り道の開放感と対照的に、私の孤独や不安が際立ちます。
サビ/いつからか君の事を追いかける僕がいた
真っ暗な世界から見上げた
夜空は星が降るようで
いつからだろう 君の事を
追いかける私がいた
どうかお願い
驚かないで聞いてよ
私のこの想いを
無邪気にはしゃぐ友だちの中で
暗くて周りも見えないなかで
星を見るように、君のことを目で追いかけてしまう私。
くう、、、切ない。けどこれが恋ですよね。
きっと君は何も気づいちゃいない。それほどに大事に思い続けてきた気持ちなのでしょう。
2番/あれがデネブ、アルタイル、ベガ
「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」
君は指さす夏の大三角
覚えて空を見る
やっと見つけた織姫様
だけどどこだろう彦星様
これじゃひとりぼっち
覚えた星座の知識を、無邪気に披露する君
彦星様を探す私が、めちゃくちゃ切ない。
意味のないおまじないにでもすがりたい気持ちなのでしょう。
サビ前/言わなかった、言えなかった
楽しげなひとつ隣の君
私は何も言えなくて
本当はずっと君の事を
どこかでわかっていた
見つかったって
届きはしない
だめだよ 泣かないで
そう言い聞かせた
強がる私は臆病で、興味がないようなふりをしてた。
だけど、胸を刺す痛みは増してく。
ああそうか。
好きになるってこういう事なんだね。
どうしたい?言ってごらん
心の声がする君の隣がいい
真実は残酷だ
臆病だから強がるし、だけど内心どんどん辛くなっていって。
恋は、辛い。叶うまでは、ずっと辛い。
叶う恋なら、こんな気持ちにならなかったのに。
そんな感情なのではないでしょうか。
言わなかった
言えなかった二度と戻れない
あの夏の日きらめく星
今でも思い出せるよ
笑った顔も怒った顔も大好きでした
この言わなかった、言えなかった、のワーディングセンス。
この恋模様のど真ん中をつくようなフレーズにしびれますね。
サビ/君の知らない私だけの秘密
おかしいよね
わかってたのに
君の知らない
私だけの秘密
夜を越えて
遠い思い出の君が
指をさす
無邪気な声で
終わりに/追いかける恋の一部始終
いかがでしたでしょうか。
切ないメロディと、ストーリー性のある歌詞。たまらないですね。
ぜひ、今一度歌詞を見ながら、聞いてみてもらえると嬉しいです。
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