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「物資とサービス」の授業

こんにちは。中学校家庭科の授業実践をあげています。今回は「物資とサービス」の授業です。

基本的には1時間の授業を、フラッシュカード→教科書の音読・問題→主活動の流れで行っています。ここでは主活動のみを記録します。


【物資とサービス】


物資とは一言で言うと何ですか?教科書の言葉で答えなさい。

→(食品や衣服など)形のあるもの。

(開隆堂の教科書p.230)教科書には物資として、ピザ、洗濯機、参考書、CDが紹介されています。
あなたの家にはこの他にどんな物資がありますか?

→服、食パン、ソファ、など。

*10個書けた子から持って来させて板書するよう指示する。


サービスとは一言で言うと何ですか?教科書の言葉で答えなさい。

→(バスに乗ったり、病院で診察を受けたり、介護を受けたりする行為や、携帯電話やスマートフォンの通信など)形のないもの。

(開隆堂の教科書p.230)教科書にはサービスとして、レストランで食べる、クリーニング店を利用する、塾で勉強を教えてもらう、音楽をダウンロードするが紹介されています。
あなたはこの他にどんなサービスを利用したことがありますか?

→宅配サービス、動画ストリーミングサービス、など

*5個書けた子から持って来させて板書するよう指示する。

こんなサービスあったらいいな、と思うサービスはありますか?

*職業は決められたものではなく、新たに作り出せるという意識を持たせたい。(完全に個人的な意見です。)


【消費生活のしくみ】


身の回りには多くの物資・サービスが存在します。多くは家庭の外で販売・提供されています。それら商品を消費者が購入、消費、廃棄、再利用します。この循環によって消費生活は成り立っています。

教科書231ページの生産、販売・提供、廃棄・再利用にあたる部分を一般的に仕事と言います。物資であれ、サービスであれ、誰かの役に立つことで収入を得るわけです。


仕事にはさまざまな種類があります。

*生徒用タブレットにURLを送る。
*職業は、多岐にわたることを知ってもらいたいので一覧になっているサイトを用いる。


「仕事」は英語でビジネス。ビジネスの語源はbusy(忙しい)から来ているそうです。フランス語で「働く」を意味する言葉はトラヴァイエ。語源はトリパーリアーレ(拷問する)から来ているそうです。

 一方、日本語の「仕事」という文字は、あなたのために「仕」える「事」と書きます。「はたらく」は「はた(まわりの人)」を「らく」にすることだとも言われます。

 日本人にとって労働とは、誰かを笑顔にすることなのかもしれませんね。

*今日の授業の感想を書いて終了する。


【参考サイト及び書籍】


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