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【自由研究】予算300円でできる!水素を作る実験

はじめに

水素は、水を電気分解すると発生します。
電気分解は、水と電気と簡単な道具さえそろえれば、家庭でもできます。
そこで今回は、予算300円で手軽に水素をつくる方法を紹介します。
1時間もあればできる内容だと思います。

自由研究の題材や、水素に興味のある方は、ぜひやってみてください。

完成のようす

用意するもの

新たに買うもの
・鉛筆の芯のみ(181円 loftで購入)
・USBケーブル Micro-usb(110円 100均で購入) 
⇒計291円

鉛筆の替え芯という芯のみの商品があります。loft等で売っています。
※不要な鉛筆の外側を削って作ってもOKです。
USBケーブルはMicro-USBというタイプのもので、片方がUSB、もう片方がMicro USB形状です
長さは1mくらいあるとやりやすいです。

その他用意するもの
・使わなくなったコップ(自宅にあるもので)
・電源アダプター(自宅にあるもので)
・ハサミ
・カッター
・セロハンテープ
・水道水・電気 若干(10円もしないと思います)

USB差し込み口の電源アダプター
スマホの充電用でOKです。

作り方

①USBケーブルの片側(Micro側)を切断する
差し口の根本をハサミで切りましょう

②USBケーブルの外皮をむく
ケーブルは二重の皮があります。カッターで外側の皮を10㎝ほどむきます

外皮をむくとケーブルの束が出てきます

③内側から出てきたケーブルの束のうち、太いケーブルが2本あるので探します。色はふつう、赤-黒か、透明-黒のことが多いです。写真は透明-黒です。
太い2本のケーブルを、先端の皮をカッターで2cmほどむきます。銅線が出てきます。

銅線が出てくる

④出てきた銅線と、鉛筆の芯をセロハンテープでくっつける

銅線は鉛筆の芯に巻き付けるようにして、しっかりくっつけます

⑤コップの内側に鉛筆の芯を立てて、セロハンテープではりつける
このとき、鉛筆の芯どうしがくっつかないように、しっかりはなします。

⑥コップに水道水を入れる。

セロハンテープでコップの内側に芯をはりつけます。鉛筆の芯どうしが触れないようにします
コップの水は半分ちょっとでいいです。鉛筆の芯がつかっていればOK。

⑦USBケーブルを電源アダプターに接続し、コンセントにつなげる

コンセントに差し込みます

⑧電気分解が始まり、鉛筆の芯から水素が発生する。

ポコポコとあわになって水素が出てきます

ちなみに、泡は両方の鉛筆の芯から出てきます。水素は黒いケーブルのほうです。黒いケーブルは電気的にマイナスとなっていて、水素はマイナス側から出てきます。反対側の鉛筆の芯はプラスになっていて、酸素が出ています。

以上、今回は予算300円で水素を作る方法を紹介しました。ありがとうございました。

後へんもぜひご覧ください。

ミスター水素

2023/8/13 内容を見直し
2023/8/16 内容を見直し
2023/8/22 内容を見直し

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