暇なので、はじめての合コンの話
最近人と話す機会がめっきりと減ってしまい、色々と頭の整理をするために書き出してみようと思う。
僕は高専という学校に通っていて、15歳から20歳までクラスに女子が全くいない生活を送っていた。
10代後半の多感な時代に異性と触れ合う機会がないと、人としてここまでねじ切れてしまうのかという位ねじれまくっていたある日の昼休みのお話
M君「お前たち!可哀想や!!」
クラスのイメケンのM君が急に叫びだした。
何をもって可哀想と思ったは謎だが、みんなで見ていた女性用ファッション誌から目を外しM君を見つめた。
余談だが当時の僕たちの間ではエロ本より女性用ファッション誌のほうがあえてエロいのでは?という共通認識がありクラスに数冊のファッション誌が転がっていた。このへんの感覚は高専出身者なら頷いてくれると信じている。
M君「いつもお前らは下ネタばっかで女の子と話したこともない!そんなので20歳超えて楽しいか?」
はっきり言って余計なお世話である。学生の本文は勉強で
M君「俺が合コンひらいたる!!」
クラス全員「「「よろしくお願いいたします!!」」」
クラス全員が清々しい位手のひらを返していた。その先頭で僕の手首はドリルのように回転し、手のひらを返すことに必死だった。
M君「XX日夕方から合コンします。行きたい人は名前書いてください。参加者は1週間前にあみだくじで決めます。」と普段生徒が自由に使っていい横の黒板にデカデカと書かれた。
そこからは酷いもので、なんとか参加したいクラスメイトたちによる情報戦が始まった。
「XX君には彼女ができたらしい」や「M君の合コンは嘘で、怪しい絵画を売りつけられる」といったデマを流し、なんとしてでも参加人数を減らそうしたのだがあまり効果はなかった。
合コン1週間前、運命のあみだくじ大会の日
クラスのほぼ全員が参加してあみだくじが開催された。
なんと合コンの参加を勝ち取ったのである!!
あみだくじなので完全な運なのだが、勝ち取ったと叫び!
外れたクラスメイト達を嘲笑っていた。
そこからは急いで合コンの準備をしないといけない。
ここで質問なのだが、合コンが決まったら皆さんはどんな準備をしますか?
服を買いに行く?ノンノンノン
お店を選ぶ?ノンノンノン
僕たちは合コンの練習を始めた。
参加者の4人と女子役の4人、机を4つずつ向かい合わせにひっつけて、紙コップのジュースで乾杯の練習を始めたのである。
続きは気が向いたら書きます。
合コンの練習編へ続くかも
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