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1週間の振り返り(40/52週目)

あっという間だね。

ざっと振り返り

この週は、平日はいつも通り練習、土日は2日で3試合ほどをこなした。また水曜日には会社の会食に同席する機会もあったりと忙しいスケジュール。1週間で3試合というだけでも重たいのに、会食まであって体調管理の難易度がグッと上がったと思う。そんな中、火曜日に重めのウェイトトレーニングを入れすぎてしまい、土日の試合にダメージを引きずってしまった。あらら。自分の回復力を過信してしまった。やはりトレーニングは量より質を大切にするべき年齢に達しているのだな、と痛感したよね。トレーニングの目的は試合におけるパフォーマンスの最大化である。であるならば、トレーニング過多による疲労で試合のパフォーマンスが低下することは本末転倒だ。きちんと計画を練って取り組む必要がある。

チームの練習は組織のパフォーマンスを最大化することが目的である。よってチームの練習に参加する個人の目線で考えると、個人がチーム練習に参加することの目的は、チームにフィットすることになる。チームの戦術を理解して、仲間の得意/不得意なプレーを熟知して、チームに合わせた選択肢をプレー中に選べるようになることが求められる。
一方、個人の練習は、自分の能力を上げることが目的である。自分の足りない技術を理解して、実際にプレーをしたり、頭の中でイメージを膨らませたりする。またはフィジカルを強化する作業をすることになる。

ここで重要なのは、チーム練習と個人練習はそれぞれ目的が異なるという点だ。たしかに、チーム練習においても個人的な課題を克服できる練習メニューが組まれることもあるけれども、それは個人の強化ではなくチームの強化に軸足が置かれたものになる。よって、個人練習の意識でチーム練習に参加をすると、チームと個人ですれ違いが生じてしまう。ともすれば、おれはこんなに努力をしているのに・・・というように、個人がチームに対して不満を募らせることにも繋がりかねない。そもそも目的が違うから評価尺度が違うのだ。この目的に相違に気が付かないと、個人は全く異なる土俵で相撲をとることになってしまう。こうなると両者不幸だね。チーム練習と個人練習は、明確に分けて考える必要があるな、と考えた。

これ、チームを組織や会社に置き換えて考えても通用する考え方だろう。会社の目的はパフォーマンス(≒利益)の最大化である。したがって、個人のパフォーマンスの最大化には自分で取り組む必要がある。最近は会社が個人のキャリアを育てることを売りにして採用マーケを展開したり自社の優秀な人材を囲い込むことをしているようにみえるけれども、原則、個人のキャリアは個人で切り開くべきだと信じている。会社に寄りかかった瞬間に、自由意志が損なわれ、生殺与奪権を会社に奪われてしまう。うーむ、極端な考え方かな。まあ、利用できるものは利用した方が得だという理屈も理解できる。

ややこしいのは、会社のための努力と個人のための努力の見分けがつきにくいという点かな。個人は会社のための努力だと思っているけれども、会社は当該努力を会社のための努力だとみなしていない、といったケースはよくあるのではないか。結局のところ、場合によっては、個人の努力と会社のための努力は見分けがつかないことも多くある。この論点に対する個人としての最善手は、会社の評価はコントロール不能だから会社から評価されることを期待をせず、会社からのリターンも期待せずに、淡々と努力を続けることだと思っている。本当に会社のための努力をしているならば、後々になって、忘れたころにリターンが帰ってくるはずだし、自社の評価制度が壊れているならば、転職を通じてリターンを得ることが可能になるはず。

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ひたひたと雨が降る日の夕方に薄暗い部屋の中で「あっという間だね」という言葉を、ふとした瞬間に家人がつぶやいたのを聞いて、ハッとさせられたのをよく覚えている。あっという間に歳をとって、ライフステージが変わり、生活が変わっていくのだろう。今年も後半戦に突入した。刹那的なこの瞬間を楽しみながら生きないとね。

読んだもの・観たもの

とくになし。


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