高校の友だちってすごいって話
(何が言いたかったのかうまく言語化できなかったけど悩みをどこかに打ち明けたかったのもあって書きなぐったノートです.読まなくていいです.写真は全く関係ないぶたちゃんです.)
以前,ここに書いたときから一年近く経った.一番行きたかった「音にまつわるモノづくりの会社」から内定をいただき,就活は大成功に終わった.最近は研究とバイト(とサークル)に追われる日々を過ごしている.
8月はバイトメンバーが何人も長期で休みを取ったりコロナになった人の代わりに入ったりしていたため,めちゃくちゃバイトをさせられていた.「したいと思って入るバイト」と「させられて入るバイト」の間には大きな隔たりがあり,後者はかなり精神のHPを削られる.学生生活最後の夏がバイトばかりに溶けていってしまうような気さえしていた.
本当に意味がわからないのだが,やることが他にあって研究がやれなかったときは時間さえあればめちゃくちゃ研究できるのになあと思っていたのに,いざ研究しかやることがなくなると全くやる気が出ない.すべてを任されていることがどんどん重荷に感じるようになって,毎朝研究室に向かうハードルがすごく高くなっている.研究室についてもやる気が出ず,すぐに集中力が切れてしまう.時間ばかりが過ぎていき,また進捗がないままバイトに向かい,疲れて帰ってすぐに寝て,またすぐに研究室に行く生活がつづき,かなり心が悲鳴を上げていた.しかしどうしても大学を卒業するためには研究で成果をあげてそれをまとめる必要があり,そのタイムリミットはどんどん迫っている.いよいよしっかりと実のある研究をしていかなければならない.
そんなこんなでかなり追い詰められていたような気がしていた今日,高校の友だちと久々に集まりBBQをした.遠方に住んでいる友達と同じ県に住んでいる友達との中間地点で集まるため,レンタカーを借りてドライブをした.BBQが終わったあとは海を見に行って,最後に温泉に入って帰ってきた.
久々と言っても,昨年の夏もほぼ同じメンバーで集まってBBQをしたのだが,この一年で社会人になった子がいたり,仕事が大きく変わった子がいたりしたので,「今どうしてる?」みたいな話をして,変わらないことや昔話で盛り上がって楽しかった.
小中で散々自分勝手をしたせいで地元にあまり友達がいない僕にとっては,高校の友達が地元の友だちのような感覚で,自分の思ったことをフィルター少なめに言うことができて,くだらないことでも笑い合うことができて居心地が良かった.同い年ならではの,人生プランの話とかこれからやりたいことの話とかを聞いて,視野が広がったりみんな何かに悩んでるんだなあって安心したりした.
っていうことを実感したのは温泉で入ったサウナのあと外気浴しているとき.ふと,「明日からも頑張ろう」ってすんなりと思うことができた.別に自分の悩みを打ち明けたわけではないけど,ああ,自分にはこんなに素敵な友達がいるじゃないか.と思うことができたからだと思う.全然温度感が伝わらないと思うけど,僕にとってはなんか本当にすごいことだった.高校の友だちってすごいな,ありがたいなって話でした.