マガジンのカバー画像

うつ病というパートナーと手を携えて

55
運営しているクリエイター

2015年5月の記事一覧

自分まとめ:鬱病のメカニズム

 幼児期に外部から強い衝撃(虐待、叱責、過干渉など)を受けた際に発生した感情を無意識的に抑圧し、無意識の世界へ感情を追いやる。

 それが結果的にトラウマ化し、当時受けた強い衝撃と類似(怒った人と同じ口調、その時の香りなど)したシーンに出くわすと、当時の感情が反射的に蘇り、心身に悪影響を生じさせる。

 この場合の悪影響とは「呼吸が苦しくなる」「めまいがする」といった身体的症状から「気力がなくなる

もっとみる

「心」のお話



 恋愛すると女性が綺麗になる、というのは「恋」をすることで「女性ホルモン」の分泌が活発になるがゆえで、これも「心の動き」が影響している。

 こういう「恋」などのポジティブな「心のパワー」は認知されているのに、ネガティブな側面は認知されない。というか認知したくない、というのが実際なのかな、と感じている。

 例えば、生まれてから一緒に生活してきた「愛犬」が亡くなっても「忌引」は貰えないだろう。

もっとみる

長時間の会議を実施している企業やチームは既に赤信号が絶賛点滅中である

 「会議が長引いて残業が(白目)」 というフレーズ、よく耳にする。その度、「え、なんで?」と不思議に思う。

 会議というのは主に4種類。1.意思決定を行う 2.問題を解決する 3.情報を共有する 4.教育する といったところだ。

 前時代であれば、コミュニケーションツールやテキストアーカイブツールも発達しなかったため、「集まり」「議論し」「記録し」「実行する」という段取りを取らなければならなか

もっとみる

客観性が失われる鬱病

 100%の「客観性」なんてものは持ち得ないことは知っているが、健康だった頃は自分の変化に対して一定の認識を持てていたように思う。

 しかし、鬱病になると100%「主観的」にしか頭があたらかず、その影響もあり「希死念慮」などの感情に思考が支配され、麻痺し、生きる気力を失う。

 故に久しぶりに会った人に「顔色良くなったね」「話せるようになったね」など「前回会った時との変化」をそれとなく伝えられる

もっとみる