チェンソーマン「胸を揉む」は英語で?
今回もチェンソーマン第3話から。
昼の化け物退治後、自販機の前でパワーがデンジに身の上話をするシーン。
これまで悪魔だったパワーは人や動物を殺すことに一切の躊躇がなかったのに、猫のミャーコだけは別だという話をデンジにします。
猫?くっだらねえなあ。
Oh for a cat? as dumb as hell.
as dumb as hell というのは俗語的な表現で「とてつもないバカ」というフレーズです。この他にも as dumb as a rock とか as dumb as dirt, as dumb as a brick など「思考を持たないモノ」レベルにバカだなという感じです。
俺は胸揉めるつーことなら何でも出来るけどよぉ
I know I go to some extreme lengths to fondle titties though
ここでは「揉む」をfondle(「愛撫する」「優しく撫でる」)を使っています。titties というのは「おっぱい」のことで通常は複数形で使います。
また「目的のために頑張る」という意味で
I go to some extreme lengths と言っています。これは使えるかどうかは別として想像は出来ますね。
やはり人間とは分かり合えぬのお
The human psyche is a truly perplexing thing.
直訳すると「人間の精神は本当に複雑なものだ」でしょうか。
psycheは「精神」、perplexは「当惑させる」「混乱させる」「迷わす」という意味です。
あぁ、でも犬だったらまだ分かるかもなあ
Oh I think I might get it if it was a dog.
mightは「〜かもしれない」という助動詞、get itは「理解する」「分かる」という意味のidiomです。
これ、文章として読むと理解できますが、ブツブツ話されると聞き取れるか微妙になる英語ヒアリングの壁的なフレーズな気がします。
get it if it was って「ゲリフィッ(ワ)ズ」的な笑
ミャーコを悪魔から取り戻してくれたら胸を揉ませてやると言ったらどうする?
Since you find the prospect of groping breasts intriguing, I'll let you touch mine as a reward saving Meowy(ミャー子はミャウイになってます)
ここでは先ほどの「fondle titties」とは違う「胸を揉む」でgropeを使っています。
gropeは「手探りする」という動詞なのですが「(異性の体を)まさぐる」や「痴漢行為をする」という意味があります。
prospect of 〜 で「〜の見通し」「〜する見込み」、intrigue というのは「好奇心をそそる」という意味です。
ここは昔やったSVOC型で整理すると、
S(主語)がV(動詞)する O=C であると。
S: You 「あなたは」
V: find 「見いだす」
O: the prospect of groping breasts 「胸を揉むこと」(=胸を揉める見通し)
C:intriguing「好奇心をそそる」
「あなたは胸を揉めることが好奇心をそそることと見出しているから(since)」 となります。構文自体は中学生で習いますが、いやあこんなの会話に出てきてもパッと理解できるか怪しいですよね。
I'll let you touch mine 「私の(胸)をあなたに触らせてあげよう」
as a reward saving Meowy「ミャーコを救ってくれるご褒美として」
ということで、みなさん綺麗な女性が
Since you find the prospect of groping breasts intriguing, I'll let you touch mine as a reward saving Meowy
って聞いて「興奮できる」ようになるまで英語頑張りましょうね!
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