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昨年末、COVID-19に罹患したこと。そして現在。

みなさま、ご無沙汰しております。
ママ薬剤師、まーぴーです。

実は昨年末、2022年12月21日にCOVID−19陽性となり、療養しておりました。
7日間が現在の療養期間かと思いますが、私は14日間の療養になりました。

これは私の経験を書いているだけなので、みなさまに当てはまるわけではないと思いますが記録として残しておきたいなと思い、今書いています。やっと長文打てるようになってきたんです。少し前まで頭がかなりぼーっとしていて無理でした。
(2023.01.15)

2022.12.21受診時の症状
この時、体温は36.5度
症状は何ら普通の風邪と変わりませんが、体感としては異常に顔面が熱かった。

2022.12.21 かかりつけの耳鼻咽喉科にてCOVIDー19陽性判定

私の陽性判定の1週間前の12月14日
娘ちゃーぴーが喉の痛み、鼻水、37℃の微熱の症状が出ていたので小児科で抗原検査を受けるも陰性、セフカペンピボキシル、ペリアクチン、ホクナリンDS、ムコダインDSを服用し、翌日も検査は陰性でした。

その後、私は12月16日には婦人科でこれまでに定期的に経過観察してきた卵巣嚢腫がこの半年で肥大してしまい、もう切除した方が良いサイズになってしまったので、紹介状を持って総合病院の産婦人科に受診する手前、家族が陽性でも困るなと思い、娘を受診させたのでした。

(卵巣嚢腫、手術までの術前検査、手術のお話は、内容をまとめてエッセイ漫画のようにいつかしたいなと考えています。現在の予定では手術は2月下旬です。)

ちゃーぴーはその後、平熱36.3℃前後で「普通の風邪程度だったのかな、だんだん改善している」と思い、私は16日は総合病院に受診しました。

18日、日曜日になり、熱は全くないのだが、鼻水が少し出ていたので私は念の為マスクをして家の中で過ごしつつ、ちゃーぴーの風邪をもらったのかな、悪くならないように今日はなるべくゆっくりするかと思いつつも、エアコンのフィルター掃除をしたり、年末のお掃除をしていました。少し疲れたので午後は横になって寝ていました。

19日ー21日になってもやはり発熱はなく(この時も36.5ー36.7℃位)、咽頭痛もほとんどなく、でも副鼻腔炎になっていたようで耳が塞がっている感じ、鼻水が喉に落ちる後鼻漏で咳が出る感じがありました。
23日には卵巣嚢腫の術前検査として循環器科にかかる必要がありました。
(治療が必要ない不完全右脚ブロックという不整脈があるのですが、16日に心電図を取った時に出ていて、卵巣嚢腫摘出手術で麻酔をした時に心臓に異常があってはいけないので念の為専門科で診てもらうよう産婦人科の主治医から言われた予定でした。)

21日が午前中で仕事終わりのため、耳鼻咽喉科で抗原検査、陰性ならば受診しようと考えました。

仕事が終わり、娘もまだ鼻水や痰が出ていたので二人で耳鼻咽喉科を受診。

看護師さんが車まで来てくださり、抗原検査。
私が陰性ならば、娘は先週も陰性だったので、その場合はお二人とも診察受けられますと言われ、検査結果が出るまでの15分間。ドキドキしながら結果を待っていました。

15分後、私のスマートフォンが鳴り、耳鼻咽喉科からの電話が。
「まーぴーさん、インフルエンザとコロナの抗原検査の結果ですが、インフルは陰性ですが、コロナ陽性でした。ですので診察は受けられませんが、症状も出ているようなので、お薬必要ですよね。…何が必要ですか?」

もちろん、第8波のコロナの流行が凄まじくなって来ていた時期だったのでどこでもらってもおかしくなかったはずでしたが、あんなにマスクをして、あんなに手指消毒、うがいをして体調に気を付けてきたのに、私がコロナ!?と思った瞬間、スマホを一瞬、放り投げて落としていました(笑)

人間って予想外のことがあったら、放り投げるのかな?スマホ。そんな経験、初めてでした。

でも、まぁもう仕方ないと思い、気を取り直してお薬を処方してもらうことに。

症状を話して、私は体に合わない薬も多いのでそのことも話してお薬をお願いしました。(とにかく副鼻腔炎がひどくて耳の詰まりが気持ち悪くて。これまで体に合わなかった薬を全部説明。クラビットで3日目から筋肉痛で中止したことがある、ミノマイシンで回転性のめまいを起こしたことがある。フロモックス、メイアクトで薬疹の可能性)

お薬を待っている間、病院から「ご自身で今からお持ちする用紙からQRコードをスマートフォンで読み込んで、届出対象外の方の項目で、陽性者登録センターに登録してください。保健所からの連絡はないので、症状がはっきりしませんが、検査をした今日を一応、0日として明日から7日間自宅療養をお願いします。体調変化がありましたら、お電話番号も記載がありますので、日中はうちでもいいですけど、休日や夜間は健康相談コールセンターにお電話を。」と電話で説明され、受付の方がフェイスシールド、防護服の状態で用紙と検査結果の紙を持ってきました。

その後、門前薬局の薬剤師さんがお薬を持ってきてくれましたが、
「お薬は、こちらです。はい」とだけ。
この点は、少しだけ不満がありました。
まず電話で併用薬とか、副作用歴とか現病歴、既往歴などを確認して、その後お車まで届けるという手順で、いつも自分は発熱外来対応をしていたので。
(もう病人だから細かいところ気にするな、持ってきてもらっただけありがたいと思えかもしれないんですが、なんかそう思ってしまいましたね。)

渡されたお薬の袋の中の薬剤情報提供書を見て、あーぁと残念に思ってしまったのが、クラビットが筋肉痛を起こして合わなかったと説明したことが反映されておらず、クラビット500mgが普通に5日分処方されていたこと。

結局薬局に電話をして、合わない薬を説明して(これまでにも何度か話したことあったと思うんだけど。。。)交換してもらうお手間の時間を車の中で過ごすことに。結局、ビブラマイシンに変更になりました。
「ミノマイシンと系統は近いけれども、少し少なめで先生出してくださってます。」という説明でした。

薬を飲んで療養するだけだ。もし、ひどいめまいが起きたらやめるかと思いましたが、結果的には問題なく副鼻腔炎も改善していきました。
(後々調べてみたら、ミノマイシンよりビブラマイシンはめまいの副作用は少ない報告あり。)

療養中に服用していたお薬


ちなみに療養期間7日間にもらったお薬の内容はこちらです。

Rp
ビブラマイシン50mg 1錠
分1夕食後  5日分
カルボシステイン500mg 3錠
分3 毎食後 7日分
モンテルカスト10mg 1錠
分1 就寝前  7日分
ロキソプロフェン 1錠
発熱疼痛時  5回分
ブデホル吸入 1キット
1日2回 1回2吸入
ツロブテロールテープ2mg  7枚
就寝前 1回1枚 1日1回

療養中の経過


とにかく熱が殆どないのに体が熱い。異常にお腹は空く。そして食べて、とにかく眠り続けるのみ。


療養1週間の間は普通の風邪くらいだな、大丈夫そうだな、食欲もあり普段より食べて栄養摂っている、熱も微熱程度(上がっても37.5度まで。ほとんど36.7度位)でした。

「私はコロナには負けない予感」と変な自信まで持ち始めた療養最終日。
翌日から仕事に行かなくてはならないので、体を少しでも動かそうと家の周りをゆっくり1.5km程歩いたり、ゆったりストレッチやヨガをしていました。

療養中でも寝たきりではよくないなと思い、体を時々自室で動かしていましたが、それまでは息切れなどありませんでした。

1.5km歩いている途中、時々すごい息切れや動悸、心臓がバクバクして、おかしいなと少し感じて…

それがよくなかったのか、何なのか分かりませんが、
翌朝、再度37.5度以上の発熱、体は鉛のように重く、布団に貼り付けられるような感覚、息苦しさ、咳、副鼻腔炎。。。そんなこんなで再度寝込み、その日はトータル15時間位眠り続けました。

年末年始のお休みを含め、結局療養期間は14日まで延長しました。

今思えばあれが異常な倦怠感というやつだったんでしょうかね。

療養中、入浴は一番最後、歯磨きは換気扇を回したまま、お風呂で行って最後にお風呂を洗う。完全に部屋も隔離して、娘、両親は何も症状が出なかったことが救いだなと思いました。

クリスマスもお正月も隔離でしたが、家族が運んでくれる食事はクリスマス感やお正月感を出してくれていてありがたかったです。

また、療養中、一人で眠っていて不安なことがあっても、遠くに住んでいてもLINEでつながっている3人の親友からの励ましも嬉しかったなと思っています。

そして、ちゃーぴーは私がコロナなのに何度もマスクしたまま部屋にちょこちょこやってきては、『ママ、きっと大丈夫だよ。すぐ良くなるよ。』と言ってくれたことが尊かったですね。

ものすごく、普段よりたくさん食べて、寝ていましたが、恐るべし新型コロナ。
体温は38℃まで行かなかったのに、体は常に熱くて戦っていたのかな?
療養明けには体重は45kg台まで減っていました。(元々痩せているんだけど48kg近くありました。食べても消化吸収よくないので痩せ型)

現在の状況


では、今は全快しているのか?というとそうでもありません。
なかなか体調が改善せず、1月4日に仕事復帰したものの、少し歩いただけで動悸、息切れがして、なんか酸欠になる。
その息切れ、動悸は1月10日位になると少しずつ改善してきました。
しかし副鼻腔炎は一時的に療養中のビブラマイシンが奏功してよくなっていたはずが、また再発して耳の閉塞感、後鼻漏、気管支炎も併発して咳が止まらず、夜中によく目が覚める状態です。

新型コロナウイルス罹患後の後遺症のリスク因子としては、若い女性で痩せ型であるほど症状が出やすいという報告も時々見かけますよね。
身長163cm、普段体重47kgしかない私は、アラフォーというのは若いのかは知りませんが、一応痩せ型の女性というところは当てはまってしまっています。必ず痩せ型の女性に後遺症が続くわけでもないと思うんですが。

幸い味覚障害や脱毛はありませんが、少し臭いが分からないものもあります。
(元々が嗅覚が鋭すぎたのかもしれません。)

治療を続けてもなお、副鼻腔炎が続いており、鼻水も止まらず、鼻水が溜まってくると耳が塞がる、トンネルの中にいないのに通過しているような耳が詰まった感覚、鼻水をかめば耳の閉塞感は改善するけど、また時間が経つと耳が詰まる感じ。
気管支炎もなかなか良くならず、夜中は咳き込んで目が覚める。
頭はぼーっとしていて、考え事は長い時間は無理。

でも、好きなことは幸い出来ていて、休みながらも絵は描けている。
仕事もなんとか行けて、時々小難しいことを考えると少し頭はぼーっとしてますが、車も運転出来ているし、体も動いている。

味覚もあって食べられて、前よりは寝られて、動悸や息切れは減ってきているので、私は後遺症みたいな症状が出ていてもマシなんだと思っています。
ゆっくりながらも回復はしてきていると信じたいです。
何より、来月は手術を受けなくてはならないので。
そこに向けて体調を整えないと。

COVIDー19に罹患しても、人それぞれ症状は様々。
軽く済む方もいらっしゃれば、入院になってしまったり、最悪亡くなられる方もいらっしゃいます。私のより軽度の症状がダラダラと続いている人もいれば、もっと重い後遺症に長期間悩まされている方もいます。

基本的な手洗い、うがい、マスク、感染対策はこれからも仕事の中で伝えていきたいし、もっと薬の勉強もしないとと改めて思いました。
(ゾコーバって処方されているのかな?ところで。全く見かけない。)

実は、先週末、薬局内でCOVID−19陽性の方が出てしまい、こんな体調万全ではない私は管理薬剤師代理の状態。仕方ないです。無理しすぎず、でもこなしていくしかないのです。職場の方の体調も心配ですが時々連絡を取り合っているので不安な気持ちを取り除いてあげたいと思っています。

私の経験は無駄にはならないと思います。
患者さんの気持ちに寄り添えるような経験になったと思えば、今はまだ万全な体調でなくても、経験は強いなって思えます。

そして、今日の昼ごろになって娘、ちゃーぴーが喉の痛み、軽い咳、36.8℃。
今日抗原やってもマイナス。明日も検査かな。とりあえず。
こんないたちごっこ、いつ終わるのでしょうかね。

私は文章を書くことが苦手です。
完全に日記のような文章ですみません。
こんな雑な長文でも読んでいただけたなら、もし参考になったと思っていただけたなら、幸いです。

ありがとうございました(^^)⭐︎

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