思考を整理しよう(マインドマップ)
こんにちは。もずです。
今回は、より理解が深まりやすい勉強法のひとつである、マインドマップによる勉強法について、簡単に解説していきたいと思います。
なお、ここで記す内容に関しては、一部自己流です。最終的には、自身のやり方で工夫されることをおすすめします。
思考の整理
国家資格に限らず、様々な試験を乗り切るためには、幅広い範囲で様々な知識を積み重ねていかなければなりません。しかしながら、知識が増えていきますと、思考の整理が追いつかなくなる場面が出てきます。
思考の整理が追いつかなくなると、理解する能力、記憶していく効率が悪くなり、それは自ずと全体の勉強効率が悪くなることに繋がります。そのため、試験勉強では、まず思考の整理から進めていくことが必要となります。
1.キーワードを決めて関連づける。
上記のノートのように、キーワードを決めます。体裁は気にしなくて結構です。
この頃は、保育士試験の1科目目である心理学を勉強していた時期でしたので「気質」をキーワードにしています。
気質には、様々な心理学者や哲学者が、それぞれ多方面から理論を唱えていますが、それらを関連づけて覚えていくことは、勉強の効率化に繋がります。
「気質」といえば、ケーガン、ロスバード、ゴールドスミスとキャンボス、サメロフ、トマスとチェス、ジェンセンなどが挙げられます。
次に彼らが、どのような理論を唱えたのか、そして、それはどの理論に対して、反論または同調しているのか、また、それら理論は、どのような事柄やデータと関連付いているかなどを整理していきます。
このように「気質」という一つのキーワードをとってみても、関連するものを整理し、繋げていくことで、幅広く知識を積み重ねていくことができます。
2.年表からトレンドを関連づける。
歴史の年表からキーワードを関連づけていき、定型化したカテゴリ毎に覚えていくことも有効です。例えば、1994年エンゼルプランを覚えるときは、単に単語を覚えるのではなく・・・
<エンゼルプラン>
カテゴリ1:年号=1994
カテゴリ2:要約=90年の出生率1.57を契機に以下の5つの施策
カテゴリ3:内容=
「子育てと仕事の両立支援」
「家庭における子育て支援」
「子育てのための住宅及び生活環境の整備」
「ゆとりある教育の実現と健全育成」
「子育てコストの軽減」
カテゴリ4;自分のトレンド=
PHS・ポケベル・未来予想図Ⅱ
そして、それら施策を実施した結果、どうなったのかという関連づけを行いながら、歴史を辿っていく方法が理解しやすいかと思います。
この方法は、カテゴリ毎にそれぞれ横並びさせたとき、施策の流れを横断的に辿れるところに利点があります。
ちなみに94年と言いますと、私は私立の中学受験の勉強を始める頃でした。また巷では、PHSやポケベルが多かったですね。ドリカムの未来予想図Ⅱがヒットしていました。年齢バレますね。
この記事が、皆さんの試験勉強の一助になれば幸いです。
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