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もずくの勉強日記(小論文)1/30

どうも~最近寒くてブランケットを肌身離さす持っているもずくです。最近僕が通っている高校で小論文についての講義がありました。読書感想文や履歴書の自己PRなどは書いたことはありましたが、小論文を書く経験がなかったため、あまり納得できる文章を書くことができませんでした。自分は何事にも感想をもってしまう性格なので、どうしても作文とこんがらがってしまい、正直苦手だと感じました。しかし私は指定校推薦を利用し、とある私立大学を受験しようと考えているので、勉強する必要がありました。そこで、復習がてら学んだことを共有したいと思います。

小論文と作文の違い

小論文と作文の違いは視点と目的の違い、つまり客観的か主観的かどうか。
作文は感想や意見など例題に対して自分がどう思うかなど主観的にとらえる必要があるのに対し、小論文は例題に対してデータや経験などを客観的に捉えたうえで、反対なのか賛成なのかをまとめる必要があります。

小論文の構成

小論文の構成は、問題提起→意見提示→論拠提示→結論という流れの4段階になっています。
例えば「最近夜更かしする若者が増加している」という例文があったとします。この例文で問題提起の部分を作るとすれば、まず大切なことは若者が夜更かしすることに賛成か反対かです。自分がどの立場なのか決めておくことは今後の文章を書く上で重要になってきます。

次に意見提示についてです。意見提示は1人ディベートをするということが重要になってきます。例えば、「夜更かしは使える時間が多くなるという利点がある」という意見があったとします。本来2人以上のディベートであればここで相手が反論を出しそこに主張するという流れになります。しかし1人ディベートはこれらの1連の流れを一人で行う必要があります。反論を否定する意見を主張することで、元の意見が強くなるので、より相手を納得させることができるようになります。

それが終わると小論文において一番重要な論拠提示に入ります。
論拠提示は主にデータや経験から良かったこと悪かったことを述べ、自分の意見を裏付けるための理由です。ここが一番作文と違うポイントになります。いかに具体的に説明できるかがカギになってきます。小論文の出題形式によっては事前知識が必要になってくるので、日頃からの本や雑誌、記事などから情報を集めておくと楽かもしれませんね。

最後は結論になりますが、内容はだいたい問題提起とかぶります。意見提示、論拠提示を踏まえたうえで、あらためてどういう意見なのかをまとめる必要があります。しかし、ここで重要なのは問題提起と同じ文章にしてはいけないということです。わかりやすく差をつけるとすると序論は導入、結論はまとめ、という感覚で大丈夫だと思います。

よくある失敗

ここからは、よくある失敗として挙げられているなかで個人的にこれ大事だなと思った失敗を数件ピックアップしたいとおもいます。

・文章に一貫性がない
これは、自分が文章を書くときよくやりがちなミスです。小論文は最初問題提起として、例題に対し反対か賛成か述べますが、その後の文章で賛成なのか反対なのかいまいちよくわからないこんがらがった文章になってしまうことがあります。ですので、一貫性を持たせるためにしっかりと賛成なのか、反対なのかをはっきりさせ、文章の道筋を立てて文章を書いていくことが大切になってきます。

・設問の旨を理解できていない
当たり前ですが小論文にはテーマがあります。そのテーマに沿って文章を書いていかなければ、いくら良い文章でも的外れな文章になってしまします。小論文で重要なのは、まず設問の旨を捉え書かれていることの意味や条件をしっかり理解する必要があります。まずは落ち着いて設問をじっくり読み、テーマや意味を丁寧に捉えることからはじめましょう。

小論文の出題形式

小論文には主に3パターンの出題方式があります。まずはテーマ型、次に課題文読解型、最後に資料解釈型、この3つになります。

この中で、最も出題される確率が高いのが課題文読解型で、書く能力と読む能力が必要になってきます。

次にテーマ型ですが、これは名前の通りテーマだけが出される形式になります。テーマについての知識が必要になります。日頃から読書したり様々な経験をつみ事前に知識をつけておく必要があり、設問次第ではなかなか難易度の高い形式だと思います。

最後に資料解釈型ですが、図やグラフ、写真などから自分の意見を述べる形式になりますが、3つの中では比較的易しめだと個人的に感じました。細かいデータや数値がすでにあるので、文章を作りやすいと感じました。

最後に

今回は小論文について学んだことを簡単に書いてみました。小論文の意図は、考えかたが求めているものとふさわしいかどうかなので自分の意見をまとめればいいというだけではないというお話も聞きました。なので、相手の求める考え方ができるように、会社であれば会社の情報、大学であれば大学の情報をしっかり知っておく必要があると思います。状況にあわせて臨機応変に対応できるように日頃から客観的に周りを見れるように意識する必要があると感じました。そんなところ。



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