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五月二十四日

政府は、東京など首都圏の1都3県と北海道で継続している緊急事態宣言を解除する方針を固め、25日開く諮問委員会に諮ることになりました。これにより、先月7日から出されていた緊急事態宣言は全面的に解除となる見通しです。

新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言は、東京など首都圏の1都3県と北海道に出されていて、政府は、25日、解除できるかどうか判断することにしています。

これを前に安倍総理大臣は、午後4時ごろからおよそ45分間、総理大臣官邸で菅官房長官、加藤厚生労働大臣、西村経済再生担当大臣らとともに緊急事態宣言が続く地域の新たな感染者数の動向や医療提供体制などについて報告を受け、対応を協議しました。

これを受けて政府は、首都圏の1都3県と北海道のうち、東京は24日、14人の感染者が新たに確認されたものの、減少傾向に変わりはないとしたほか、神奈川や北海道も感染経路が追えており、医療提供体制も改善しているなどとして、緊急事態宣言を解除する方針を固め、25日開く諮問委員会に諮ることになりました。

これにより、先月7日から出されていた緊急事態宣言は、全面的に解除となる見通しです。

日本時間24日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は33万9758人に増加した。

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計526万970人余りの感染が確認され、少なくとも203万1200人が回復した。感染者数は1か月で倍増し、ここ3日間での増加幅は25万人となった。

 23日午前4時以降、新たに4179人の死亡と10万671人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1001人。次いで米国(989人)、メキシコ(479人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに9万6479人が死亡、161万1691人が感染し、少なくとも35万135人が回復した。

 次いで被害が大きい国は英国で、死者数は3万6675人、感染者数は25万7154人。以降はイタリア(死者3万2735人、感染者22万9327人)、スペイン(死者2万8678人、感染者23万5290人)、フランス(死者2万8332人、感染者18万2469人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの80人。次いでスペイン(61人)、イタリア(54人)、英国(54人)、フランス(43人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万2971人、回復者数は7万8258人。

 地域別の死者数は、欧州が17万3279人(感染200万4226人)、米国・カナダが10万2912人(感染169万5281人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が3万7762人(感染68万5508人)、アジアが1万3745人(感染42万8300人)、中東が8704人(感染33万3744人)、アフリカが3226人(感染10万5456人)、オセアニアが130人(感染8463人)となっている。

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