ぼくたちのしごと(詩)+詩の枠組み(エッセイ)
※音が出ます
きのうのことはごめんなさい
ぼくがまちがっていました
日々に
花束を供えるのは
ぼくたちみんなのしごとでした
たとえば
花がなくなれば
蜜蜂は
おたがいの名前を吸い合うでしょう
おなじように
だれの声もなくなれば
ぼくたちは
ぼくたちの声だけで
夢の解釈をかたりはじめます
指がなくても
手をつなげます
おなじこと、だとおもいます
ぼくがだれなのか
だれでないのか
花束をかかげるそのしぐさで示すこと
それは
ぼくたちみんなのしごとです
さいきん思うこと。
詩がつまらないと思うとき、たぶん、詩をつまらなくしているのは自分で、もっともっと枠を広げるつもりでやっていいんだと思う。
合成音声ソフトウェアのみんなに詩を作ってもらうのも、同じことだと思う。私は彼らのことが大好きで、Youtubeに動画を投稿したりしている(どんな動画かは恥ずかしすぎるのでいえない)。
そういうふうに、方向性はわからなくても、詩の枠組みを自分のなかで広げていけたら、ちょっとは楽しくなってくれると思う。
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