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#9 人気ゲームに学ぶ「逆転の発想」

コロナの影響で外に出られないので、気晴らしに小学生の頃体験版をやり込んだ、3DSの「メタルギアソリッド」というゲームを購入しました。

ゲームをするのは小学生ぶりです。

このゲームは、1960年代のアメリカやロシアの冷戦や核兵器保有競争を背景に、主人公「スネーク」が隠密行動をするアクションゲームです。


普通のアクションゲームであれば「どれだけ倒せるか」を競いますが、このゲームの面白い所は「どれだけ敵を倒さず隠れられるか」が軸になっているところです。

僕の小学生の頃の楽しい記憶の一つに、「先生に没収されたおもちゃを見つからないように職員室に取りに行く」というものがあります。

あの「バレるかバレないか」の緊張感は、今思い出してもドキドキします。


これまでのゲームにはない「隠密性」がこのゲームの大ヒットの要因なのですが、調べてみると実はそれが「苦肉の策」であったことが分かりました。

1986年、このゲーム開発者の方々は「敵を倒しまくる」ゲームを作ろうとしていたのですが、当時の技術力では容量が足りず、納得のいくモーションや戦闘が作れませんでした。

そこで、試行錯誤の末に「敵に見つからずに隠密行動に徹すれば、データも軽くなるし緊張感が出て面白いのでは」という逆転の発想をして、このゲームが誕生したそうです。

逆境の中でも考え続けると良いアイデアが出る、という素晴らしい事例だと思いました。

このゲーム隠れんぼみたいでとても面白いので、個人的におすすめです。

僕も現在、とある逆境にいるのですが、負けずに頑張って大逆転を起こしたいと思います。

それでは。

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