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強みを発揮しながら働くために、個人にとって大切なことは何か?

前回、以下のタイトルの記事を書きました。
1人1人がイキイキと働くにはどうすれば良いのか?

こちらでは、なぜこの記事を書こうと思ったか、自分が考える「イキイキと働くこと」について書いてみました。
そして、私は「イキイキ働く ≒ 自分の強みを発揮しながら働いている状態」と定義し直し、それを実現するための方法を3つを挙げてみました。

1)個人:自身の得意技を理解し、磨き、強みとして発揮していること
2)組織(会社):1人1人の強みを発揮することを支援する制度・仕組みがあること
3)マネジャー(管理職):1人1人に注目し、強みを発揮させる支援を行うと同時に、チームの成果を最大化していること

今回は、1つ目の個人について書いてみようと思います。

強みを発揮しながら働くために、個人にとって大切なことは何か?

結論から始めると、自身の得意技を理解し、磨き、強みとして進化させることと考えています。

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自分の得意技を理解すること

まず、一番大事なことは、自分の得意技を理解(自覚)することです。
これ、案外意識しておかないと、なかなか難しいと感じました。
なぜなら、得意であるがゆえに、あまり意識せずできてしまうし、他の人もできていると勝手に思い込んでいることも多いからです。

例えば、私は学ぶのが大好きで、自分の関心のあることに関する本を一気に数冊読むのは全く苦ではないのですが、そうでない人も多いことを知ってびっくりした記憶があります。笑
自分が得意なことって、自分にとっては当たり前なので、意外に自覚できていないことが多い気がします。

そこで、得意技を理解する方法を大きく2つ挙げてみました。
①身近な人(一緒に働く人、家族等)に自分の得意技は何か聞いてみる
②うまくいった仕事、うまくいかなかった仕事を振り返り、うまくいった、うまくいかなかった所に関連しそうなことを挙げてみる


①については、可能であれば自分が一緒に仕事をしていて、信頼している人に聞いてみることがオススメです。
そのような人が身近にいない場合は、上司や同僚など、自分と関係性の良い人に聞いてみると、自分が気づいていなかった自分の得意技を見つけることができるかもしれません。

ちなみに、仕事に関する得意技を理解したい場合は、プライベートの友人よりも、仕事に関する人に聞く方が良いと思います。

②については、ストレングスファインダーを使うと理解の助けになります。
手前味噌ですが、以前 ストレングスファインダーで自分の強みを磨く というストレングスファインダー初心者の方向けの記事を書いたので、読んでいただくと、何か参考になることがあるかもしれません。

ただ、ここで大切なことは、ストレングスファインダーを使って強みらしきものを見つけて終わりではありません。
本当に大切なことは、自分のうまくいった具体的な行動と、ストレングスファインダーで出てきた”自分の得意技らしきもの”を結びつけて、自分の得意技がどのような時に発揮できて、どのような時はマイナスに出てしまうかを知ることだと思います。
(私自身、長い間ストレングスファインダーの結果をうまく使えていませんでした。。その辺も上記の記事に書いています。)

得意技を磨き、自分の強みに進化させること

そして、次に大事なのは見つけた得意技を”自分の強み”にしていくことです。
すなわち、得意技は意識していなくてもできていることが多いのですが、意識して磨きをかけることで、”自分の強み”に進化します。

これ、スポーツのアマチュアの選手とプロの選手の違いと言うと、理解しやすいかもしれません。
テニスが得意であれば、アマチュアのテニス選手になれる人もいると思いますが、プロになるには得意な人がさらに腕を磨くことが必要になります。
そうして、プロになると、より良い成果が出せるようになったり、お金が稼げるようになったり、周りから一目おかれるようになったりします。

どこまで得意技を磨くかは人それぞれですが、得意技は自覚して、磨いてこそ自分の強みになり、より良いパフォーマンスにつながります。
したがって、「得意技を理解→得意技を磨く→強みへ進化」というスパイラルを回していくことは、イキイキ働く上でのとても大事な土台になります。

得意技の落とし穴に注意!

ちなみに、先ほど少し触れましたが、得意技は使い方によっては、目指すことに対してマイナスに出てしまうこともあるので、要注意です!!
私も以前はこの自覚がなく、結果できにマイナスに出てしまっている状態でした。。
今は得意技をコントロールする方法を試行錯誤しており、修行中です。

この辺も含めた得意技を磨く方法を、簡単ですが上記でも紹介したこちらの記事(ストレングスファインダーで自分の強みを磨く)に書いているので、良かったら読んでみてください。

2)組織(会社)と3)マネジャー(管理職)も書きたいことがたくさんあるので、次の記事にしようと思います。

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