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<<58社落ちた私が、就活生向けに送るアドバイス>>

おはようございます。
3月中旬、学生や院生の皆さんは就職活動に意識を大きく割き始める時期かと思います。

今回の記事は表題の通りです。苦い思い出ですね。
コロナ就職氷河期の思い出話から、何が個人的に必要だったかを軽くまとめていきます。
最初はただの自分語りなので、必要な方は後半に目次から飛んでください。

<就活はこの世の悪だったなと思う話>


コロナ就職氷河期で売り手市場から買い手市場に変わったあの時、余裕をかまして挑んでみればバッタバッタとお祈りメール。
「今後のご活躍をお祈り申し上げます」と、何百回も祈る前に採用しろこのクソ人事とキレ散らかし、周りの同期はどんどん内定をもらって追い詰められていく。
差し迫る卒業研究、内定はまだ取れていないのかという煽り、そして更なるお祈りメール。

そんな中、ほぼ自棄になって受けた研究職、「よほど優秀でなければ学部生は研究開発職になれない」という通説があるように、「もう何でもいいや」とダメ元で受験。
それが今就職し、勤務している会社なわけですね。
何があるか分からない人生。

実験中に内定の電話が来てビビッて試薬を落とした思い出

というか卒業研究とかをやっている最中に就活とか煽ってくる今の社会は一体何なんだって話なんですよね。マイナビリクナビ云々が一斉に「就活解禁!!」とか学校も「就職相談会!!」みたいな一大イベントのノリで。就職活動は3年の内にやっておけとか言いますけど、実際大企業とかその傘下のグループ会社は解禁のタイミングとか卒業予定の人に限るとか、やっぱり縛りがあるんですよね。

私の場合は金銭的な問題、とまあ、頭の良さ的な問題の両方があって院進学は止めたわけですが、就職一本に絞った所でキツイものはキツイんですね。交通費日程スケジュール組み…

まあでも一発で受かった人もいるわけですから、そこの違いは何だったのかって話ですよね。そこを話していきましょうか、だいぶ浅い文章になると思いますが、よろしくどうぞ。

<陳腐化した自己分析という言葉、割とマジという話>

「就活生は自己分析を!!」「自分を知ろう!!」

「うるせ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

就活 自己分析で検索

と発狂するくらいにはそこかしこのサイトで書きなぐりまくられてるこのクソ文言。
当時は自己分析なんて済んでるからもっと実用的な、それでいて「WEBテストの通し方」「気に入られる話し方」なんていった即戦力を求めていました。結果的には間違っていたんですけどね。

ここでいう自己分析って
「自分のことをよく知ろう」「自分のやりたいことは?」「自分の強み弱みは?」
なんて部分に注目するのではなく、
「自分の専門をその会社でどうやって活かすか」「その会社のどういうリソースを使って、この先数年のキャリアを積むつもりか」
等々の発展した部分に注目しなきゃいけないわけです。

要はそこらのサイトにテンプレ的にある文章の応用を組み立てて初めてスタートラインに立てるわけです。ネット上に転がってる就活必勝~みたいなの、かなり嘘なので聞き流した方がいいと思います。
困ったらプロに頼って自己分析するってのは割とマジでありだと思うのです。

余談ですが、企業分析で「会社の理念」「会社の事業」「同業他社との違い」をよく調べる人がいますよね。同業他社との違いはまあ調べておいて損はないと思いますが、実際私は終盤ここら辺調べずに
その会社の事業と自分の専門を組み合わせて、机上の空論でもいいから面白うそうな話を組み立てて話すという事をしていました。そこそこ受けが良かったのか、これやった会社はかなりの確率で通りましたね。
多分、「理念に共感~」とか話されて嬉しいのはごく一部の会社でしょうね、知らんけど。

<面接の個人的な通し方>


上で「ネット上に転がってる情報は嘘~」みたいな文章入れた割にこういう事書いてるから信用されない。
それはまあさておき、個人的に終盤面接に通った時の方法書いておきます。

一次面接

I、企業理念とかなんとか、表層をさらって浅い理解でも「綺麗な学生」を演じる
II、他の学生との差別化、やっぱり最初は偉い人もいないのでそこそこ気に入られるような「見た目」「話し方」「元気さ」とかそんな所を強めておく
一次面接って企業の入り口みたいなもんだと思っています。
だからそこまで気負わずにいていいかと。
ここまでは「ネットの情報」だけで行ける。

二次面接

部長とかそこそこのレベルの人が出てくる。

I、基本は一次面接と変わらない、話の整合性、人に聞かれたことにしっかり答える。
II、相手の人事の活舌がクソ悪くて聞こえなかったりしたら聞き直していい、というか見当外れのこと言った方がヤバい
III、少しは会社に入った時のビジョンを持ち合わせておくといい
IV、留年や休学してたりするとこの段階で聞かれたりする。実力が伴っていなかったので努力しましたとか正直に言っておく。

ここら辺から企業への理解度とかを問われ始める。
自分にとって聞かれたくない痛い部分を突かれ始めるのもここから。

最終面接

I、取り合えず意味わからんくらい堂々として置く、なんやお前やんのかってくらい
II、同様にハッキリ話す、エピソードとか持ちネタを一つ位もっとく、好感度上げ
III、弱みを突かれても包み隠さず話した方が良かった気がする

自分の場合は「留年」という経験があったんですが、意外とそこら辺を深く突っ込まれることはありませんでした。それとなく「実力が足りなかった、その為にこういう事をして、その期間はこうして無駄にしなかった」など、理由をしっかり言えれば通してくれた印象です。

SPIとかはWEB試験系は対策本は買わなくていいです、あれ買った後叩き買いされるし、中身をサラッと本屋とか図書館で見ておくだけでいいです。怖かったら一周軽く通すだけでいいかも。全然答えられなくても通ってたりするので、色を付ける就職材料と考えておきましょう。

<メンタルの保ち方の話>

「周りが内定貰ってんのに自分は貰えてない」

といった悩みをいずれ皆さん持つかもしれません。
なんなら「8月なのにまだ内定貰えてないんだけど」
とかもあります。数をこなしても内定がもらえてないとなると不安は猶更です。あとは入りたかった企業だったたとか。

そんな時に必要な心構えを教えておきましょう

・「私を取らなかったあの会社は価値を理解できなかったんだな」と思う、思うだけ(マジでそう思って自惚れるのは違う)
・何だかんだ年内に内定を取れなくても来年頭まで就活はある、卒業後だってあるから大丈夫という事を意識
・数をこなして場数を踏んでなれる、お祈りの数だけ強くなれると考える
・人生長いんだし、一年くらいどうだっていいくらいの気持ち
・内定をもらえない≠自分に価値がない

はい、全部精神論です。
なんですけど就活って結構メンタルに来るんですよね。
特に最後、お祈りメールをもらって『落ちた事実』って結構来るものがあって、自分を否定され多様な気持ちになって自暴自棄になったりするんですよね。
ハッキリそれは違うとここで申しあげておきます。別にその企業の欲しい人材になりきった所で、「あ、こいついらねぇな」と相手に思われたらそれまでなわけです。だから自分に価値がないと自己否定に走るのは違います。
あくまでも相手との相性の話ですから。

<その他基礎的な話>

基本的な部分の書き連ねです、参考程度に。欲しい情報があれば言って頂ければ。

履歴書関係

自己PR・説明できる、整合性を保てる範囲なら多少盛っていい
→前 「なんか店長にあそこの配置~したら?とか言ったら評判良かった」
後「バイトリーダーで売り上げ貢献~割をNなアイデアを店長に提言して達成しました」
留年、浪人・明記はしなくていい、年度のズレで相手が勝手に気付く

メールの言葉遣い関係

概ねネットにあるようなテンプレでいい。
承知しましたとか了解しましたとかあんま相手は気にしない、というか気にするような所はトンデモマナーに支配されてる。承知しましたが丸いか。
困ったら学校の就活センターにでも駆け込め。

服装関係

同上、髪型とか、せめてワックスで上げるくらいしとこう
第一印象が5割

<自分には特技や強みが何もないという人達へ>

自分がそうだったので書きます。
とはいっても解決方法はないです。

TOEICは並より下、学生時代に取り組んだことはなく目覚ましい成果もない、バイトは滅茶苦茶経験(30種類程度)したけど特に長く続けたこともない。成績は悪く…書いててしんどくなってきたな。
そんな人でも今立派に社会人をやっています。

何だかんだ就活の初期はこの部分に引け目を感じてたどたどしくなっていたのだと思います。
やはり重要なのは

「大したことのない出来事や経験も今の自分を構成するに足る十分な要素」
「根拠がなくても兎に角自信を持つこと」
「理路整然と物を述べられる能力」

この三つがしっかり持てていれば就活は戦えます、多分。

とはいえど、一同心に秘めるのは

結局働きたくなんてないんですね~。
早く来い、都合のいいベーシックインカム。

なんて感じで駄記事、終わり

ダイマなんですけど

画像が出ないので貼り付けで勘弁。

この二人、フォローしておくと良いと思います。
キャリアコンサルタントとかでプロなので。

では。

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