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<無計画弾丸旅行を楽しもう>

 どうも、もよゆらです。
皆さん、旅行は好きですか?
 今のご時世は中々出来ない行動第一位ですが、終息後に行きたい場所の一つや二つ、出来ているのではないかと思います。

 旅行というのは「七面倒な事前準備」「綿密な旅行計画」「有給取得から長期休暇の来た時だけ」「車がないと面倒くさい」等々、普段インドア派の我々オタク組にはしんどいことばかりのネガティブイメージが付きまとっているはずです。
 コミケには意気揚々と行く行動力はあるんですけどね、なぜなのか。

 そんな元インドアニート野郎の私が皆さんに提示したい旅行方法があります。

それすなわち『無計画弾丸旅行作戦』です。

 そのまんまですね。頭を微塵も使っていない。ではこれがどういうものなのか、見ていきましょう。

<1>「金は最低限、思い付きで動け」

「あっ、この場所良いな」

 テレビやSNSで情報を垂れ流しにしている最中、なんとなくそう感じたタイミングは少なくないと思います。

 朝日に照らされた都市部、満開の花畑、夕日をバックにした山嶺、月夜に蛍が飛び交うビオトープ etc...

 目的はどうあれ、その時に抱いた「行ってみたい!!」という気持ち、萎えさせておくには勿体ありません。その場で発散させましょう。

例えば

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 2020年、山形の銀山温泉に行ってみたい!と思いついた翌々日あたりの話。銀山温泉は一人宿泊プランを備えている場所がなかったので無理くり友人を誘うもあきらめムードが漂います。

そこで私がとった行動が

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 なんと翌日の宿泊プランを確保、なんならそのまま当日夜の格安高速バスの予約まで済ませてしまう暴挙に出るわけです(チャット自体出発日の明け方に打っていた)

 しかし、行動力というのは雑に言うとこういうもので、「その場の勢いとノリ」がとことん重要なんです。もちろんこの時友人を誘えなければ日帰りで銀山温泉に向かっていました。

因みに予算は宿代別で5万円程度。この時は余裕があったんですけどね…

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<2>「圧倒的無計画、思いついたらその場で実行」

「このまま蔵王いってみようぜ!!」

 と、こんなとち狂った発言をしたのは我が友うんたらかんたらでございます。まあ実際、蔵王といえば樹氷であったりスキーの聖地であったりと随分アクティビティには事欠かないエリアであることを承知はしていました。

ワイ「行くか!」
友人「予定はもう立てておいたぞ!」

 これなんですよ。行動のレベルがもうドスファンゴ並みの猪突猛進。
予算なんか関係ないよと言わんばかりに突っ込んできました。

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 おかげというかなんというか、こういった素晴らしい写真を撮ることが出来たり。

 因みに往復代金やら諸々の雑費で予算は消滅しました(????)

 ここで重要なのは旅行途中で気になった場所、追加で行きたくなった場所は所持現金や時間を気にせずに「とりあえず調べてとりあえず突っ込む」が重要だということを申し上げておきます。

 旅行は行き当たりばったりが重要なんです。一期一会はいい言葉。

<3>「金をかけるべき場所」

「色んな事にお金をかけたいけど予算が組めない!!」

 そんな人に向けて、予算をアバウトに決めるとってもいい方法をお教えします。

予算アバウト決めのコツは

・日数
・距離
・ストレスのたまり方

 この三つです。詳しく見ていきましょう。

【日数】
これは何泊何日行動するかという単純な部分です。良い宿泊なら一泊二万円を想定、カプセルホテルやネカフェなら云千円。

そして翌日の行動予定的に体力を回復できるのか、朝食付きで予算を浮かせられるのか。

【距離】
これは目的地までの距離、ついた後の移動などです。
関東から東北、四国エリアなど、何を使って移動するのか、現地ではどう動くのかなどをここで考えます。

高速バスで時間はかかるが安く済ませるのか、青春18きっぷを使って鈍行でゆっくり行くのか、飛行機や新幹線なのか…。
現地なら人力車やら馬車やらで風変わりなものを利用するか、バス料金はどうだとか。

【ストレスのたまり方】
物欲の発散をどうするかという部分です。旅行地域の土産は大体高いので、より現地に根付いたショッピングエリアで購入する工夫とか、アクティビティ体験をしたいなら相応のお金を持っていく。

京都の清水寺の土産エリアでとっ捕まった人も多いと思いますが、生八つ橋とか現地のスーパーで100円とかで普通に売ってます。
とにかく、物欲の発散は重要ですが、観光地価格にはお気をつけて。

下記に私の旅をざっくり例として書いておきます。

<広島島根2泊3日弾丸計画>
◆メイン目的
・厳島神社、出雲大社に行くこと
◆サブ目的
考えてなかった
◆交通費
WILLER EXPRESSの5000円格安往復バス×2
広島島根往復の4000円×2
市内バスやフェリー代2000円
2万円
◆宿代
ネカフェ、ビジネスホテルで8000円行かない程度。
◆物欲
特に牡蠣を食べたかったり食欲関係。
◆結果
途中でどこかに立ち寄ることはなかったが、とにかく地元ならではのご飯、その場で衝動にかられ温泉に入ったり。

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牡蠣だったり

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出雲そばは名産だということを知ったり

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 このあと運よく結婚式に出会えたり等々、素晴らしい出会いが多かったように思えます。
 因みに最終的にかかったお金は交通費など全部込みで5万円行かないくらいです。

2泊3日、もっと安く済ませる方法はいくらでもあるはず。修練が足りぬ…

<4>「もっと雑に、適当に近場にでも」

 小田急沿線ユーザーにとって、箱根と江の島はフラッっと立ち寄れるポイントだったりします。しますよね?

 大学で研究し疲れて、「あ、ちょっと海が見たい」or「山が見たい」、そんな時に快速、ロマンスカーで都心のごたついた雰囲気から解放されます。

 皆さんの身の回りにも、「ちょっと出掛ければ雰囲気のいいところ」があったりするんじゃないでしょうか。
 最初はそんなもんでいいと思います。SNS映えを目的にしたり、美味しいものを食べたいなり。
なんなら都内に出かけたり、スカイツリー行ってみたいなり。

 知らない場所へ出かけることの楽しさを、最初は分からない人もいると思います。もしかしたら、一生分からない人もいるかもしれません。

 それでも、携帯1個持つだけで、自分の知らない世界を写真に収め、知らない知見を記憶に刻み、経験を積める楽しさは他に代えがたいものです。

 まずは5000円握りしめて、知らない街に飛び出してみるのはいかがでしょうか。

 


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