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トルコ一人旅(イスタンブールとカッパドキア)

誰に向けて書くわけでもなく、自分の覚え書きとして。

2023.4.9(日) 21:55 羽田発 
2023.4.10(月)05:15イスタンブール着

✔️ワクチン接種証明書
✔️イスタンブール3日間
✔️HIS イスタンブール発1泊2日カッパドキアツアー
✔️余談

ワクチン接種証明書

役所系のpaper thingsが本当に向いてない。毎度、隅から隅まで確認してほしい。いつも大事なところでやらかす。

2023年のGW前までは、日本帰国時に
・72時間以内の陰性証明
or
・ワクチン3回打った証明

を提出してOK出ないと入国できない。(japan visit webとかいうサイト。)このことを空港に行く電車内で発見したから、大変。

しかもこの >72時間以内の陰性証明 も、
・qualifiedの病院で
・日本のお役所規格にあったフォーマットの証明書
でないと突き返された事例があるらしく、アホみたいな厳しい基準クリアできるわけないと思った。いまだにマスクしてんの日本くらいなのに、何???

で、最初家出る時は時間余って掃除してたくらいなのに、接種証明取りに家に帰った。
引き返した後はchecked in baggage の締めギリギリ間に合わない!ということで空港までタクシーを使うことに。

高速代含め片道9,000円。

checked in 預け入れ間に合わなくて片道15万以上のlost/最後の最後に母国で入国拒否されるのと比べたら安い出費だけど。。

イスタンブール3日間

トルコきっての観光地なので英語通じるだろうと完全に1人で行動。(実際には日本と同じく、ホテル業や観光業などで普段から英語をお仕事で使っている人以外は喋れない。現地の一般市民にとって英語は学校の授業の科目のうちの一つで2nd languageではない。ちょっと困った。)

フライトのチケット取った日から毎晩寝る前にgoogle map上でお散歩しては気になるところに旗を立てて回った。これで事前にだいたいの土地勘がついて現地では答え合わせ、のように行動できたのが実は結構治安上&行動プラン立て上良かったりするのかもしれないと今になって思う。

1日目(月)旧市街
5:15空港到着。HAVAISTで市街に移動。
順番待ちの列に直接並んでVisaタッチで運転手さんにお支払い。1時間ちょっとで着く。詳しく覚えていないけど1000円/片道 いかなくて安いと思った記憶。


アヤソフィア宮殿

列に並んでいると『40ユーロで並ばずにガイド付きのツアーがあるけどどう?』って声をかけられた。I'm gonna think about itでやんわりお断りしたけど今思えばちゃんとしたガイド(※後述の余談にて詳細)の方か確認して参加しても良かったかも。


地下宮殿

所要時間30分くらい。入口と出口は違う場所だから気をつけて。

地下宮殿近くのトルコ絨毯問屋でキリム買う


ホテルにチェックインして荷物整理

HIS経由でbook。five stars。設備自体は古いけど清潔で良かった。フロントの方は英語ペラペラ。
hamamやプールも併設。スパイスバザールまで歩いて5分で立地も良い。


スパイスバザールをふらふら、ziya で夜ごはんにPideとザクロジュース

左上のほぼ食べ終わっているのはタダでお通しとして出されたパン。おそらくramazan pidesi(下のサイトの解説より)。横の2種類のdipでいただく。全部超美味しい。
Ramazan pidesi is a traditional Turkish leavened bread shaped into round, flat forms. It is made with flour, water, milk, yeast, sugar, salt, and either butter or olive oil. Traditionally consumed during the month of Ramazan, the bread is characterized by its top which is decorated with crisscross patterns or dimples made by pressing into the dough with one’s fingers.

Before baking, Ramazan pidesi is typically sprinkled with nigella seeds and sesame seeds. Nowadays, it's one of the staples of Turkish gastronomy, eaten throughout the year with various dips or used to mop up the juices of stews and casseroles. It is also an important part of tombik, a traditional Turkish sandwich stuffed with shredded meat
.

2日目(火)karakoy-istiklal
Kovan で朝パン

トルコはパンが優秀。Kovanはイスタンブール内に複数あるチェーンのお店。ほうれん草のパンとチーズのパン、オレンジジュースをいただいた。

ドルマバフチェ宮殿

めっちゃくちゃ綺麗で豪華な宮殿なのだけど写真NGにつき、外にいた美形ニャン
どこに行ってもニャンがいる


カラキョイのgullu でバクラバをランチ代わりに

緑なのはピスタチオ。チャイが美味しい。お持ち帰りもできる。

Istiklalのガラタ塔へ向かう。Hamami towels とsoap買う。

道中の新市街は街の風景がおしゃれ。
ずっと雨で寒かった。

Sultanhamet へ戻りTomb見学、パシュミナ買う

素敵な刺繍が施されてる棺
イスラム教の女性の方が髪を覆う布。パシュミナという。

ホテルでハマム体験。写真はない。インドネシア出身の女の子が施術?してくれる。

3日目(水)Ortakoy
トプカピ宮殿。混むから朝イチで。

19世紀オスマン帝国時代のウォータージャグ。

お隣にある考古学博物館へ

フェリーでOrtakoyへ移動
お昼にkumpil

すっごい大きいのでお昼兼夜ご飯。美味しい。トッピングは自分で選べる。

雑貨屋さんpegsasへ
チャーミングなおばあちゃんが個人でやってるセレクトショップ。とにかく可愛い。https://www.instagram.com/pegasusgumustaki/

次の日も早いのでホテルへ帰って寝る。

HIS イスタンブール発1泊2日カッパドキアツアー

トルコといえば気球!だけどカッパドキアという地域の有名観光アトラクションであり、イスタンブールからは国内線で1時間半?くらい。しかもカッパドキア地域内での観光スポットも一つ一つが離れているので基本車移動。現地での観光客の8割はツアーで来ている。という事前情報を踏まえてHISのツアーを申し込んだ。

5:00にホテル(HISで予約したイスタンブール市内のホテルならどこでもOKぽかった)へお迎え-イスタンブール空港へお送り-[空港内の移動は自分で]-カイセリ空港から現地ガイド待ち合わせ場所へお送り だったので良かった。

4日目(木)cappadocia

red&rose valley

前日は雨(というか雹)が降っていた。水分を多く含むとより赤く見える。夏場は雨が少なく乾燥しているのでこれより白っぽく&黄色っぽく見えるとのこと。

goreme open air museum

トルコ人による迫害から逃れる現地民(キリスト教徒)の作った洞窟教会が残っている。サンダル教会とか。

three sisters rock

3つ並んでるのが3姉妹みたいだから、ということらしい

sultans ceramic見学

伝統的なトルコタイルを作っている工房。作品全部とっても綺麗。お皿2つ買った。

Avanosお散歩 
観光というよりは住まう地域。こじんまりとしていて、近年マクドナルドが出来たり栄えてきて現地民の話題になっている(日本で言う田舎にスタバができた時のそれと同じ。)ガイドさんのお宅がある。

スタバもある。スーパーもある。川沿いをお散歩した。カモの親子たちがお散歩していた。

Zelve open air museum
公園。壮大で地球を感じられる。風の音、光、雲の流れ、という感じ。

風化によってできたキノコの形の岩たち。妖精の煙突(fairy chimneys)と呼ばれる

Derinkuyu Underground City

とても見応えがあったし、ガイドさんの説明がとても良かった。が、写真を撮るのを忘れた。事後学習のまとめと引用元を貼っておく。

ローマ人の抑圧やアラブ人の侵略から逃れてメソポタミアを経由しカッパドキアにきた最初のキリスト教徒は、地下都市を作り隠れ住んだ。
一帯は昔から今もワイン作りと葡萄畑が盛んで、元は個人所有の葡萄畑の敷地内にあったのだけど土地の持ち主が偶然地下空間を発見。国が土地を買い取り調査を進めたところ大規模な地下都市があると判明。
カッパドキア内には大小36の地下都市があり、このDerinkuyuが最大。
一部分しか公開されておらず、全部発掘すると12-13階はあるらしい。5万人が住めたそう。

ホテルへ。

5日目(金)cappadocia

4:15に気球ツアー会社の方がホテルまで迎えに来てくれる。時間ぴったりで焦った。
11人くらい乗りのマイクロバスで、全員日本人を担当する車だった。一帯は同じ名前のホテルがいくつかあり、それぞれの気球会社が同じ時間帯に送迎車を出しているため道が混んで困っちゃう、って教えてくれた。
前2日とも飛ばせなかったし、当日も直前までイエローフラグでほんとに願った。
(※余談にて詳細記載 https://shmkapadokya.kapadokya.edu.tr/en/ )

何回インスタで見ていたとしても、Tokyo Disney seaのソアリンで体験していたとしても、絶対に死ぬ前に己の肉眼で見るべき絶景。

気球ツアー後はいったんホテルに戻って朝ごはんを食べチェックアウト。HISツアーの2日目スタート。現地ガイドさんが迎えに来てくれる。

uchisar

目のデザインのガラス細工はトルコ伝統のお守り。

esntepe

カッパドキア有数の景勝地。ここの道挟んだ反対側に宝石工房がある(この年にしては結構なお買い物をした。)

pigeon valley

トルコ原住民は岩肌にハト用の小さな巣を掘った。そこに溜まったフンを採集し畑の肥料として使った。
現地ガイドさんのご友人がやっているカフェ。元はご友人の方の実家だったのを改装。今はAvanosの方に住んでいるそう。トルコにはターキッシュコーヒー専用の家電(日本人が米を炊く専用の機械=炊飯器を持っているのと同じ感じで、トルコの家にはターキッシュコーヒー専用の家電がある。)を見せてくれた。わくこさんポットみたいだった。
近くのモスクへお祈りに行く時間ということでご友人のお母さんがお迎えに来たのでご挨拶しおいとました。

Ortahisar castle

駐車場に鳩がいっぱいいた。日本と同じで鳩は平和の象徴。

baglidere vadisi
超有名!というわけではない、知ってる人は知っている、ハイキングコースとして人気のエリア。ちょっと歩いた先にカフェがあり、ハイキングの方の休憩所。

フレッシュなオレンジジュースをいただいた。ニャン、おおらかな大きい白いワンコもいた。

カイセリ空港へ送迎
カッパドキア市内を案内してくれる現地ガイドさんの会社と、市内からカイセリ空港まで送迎してくれる会社は別で、待ち合わせ場所で30分くらいフリータイムがあったので3人で話した。ドライバーさんはトルコ語しか話せない50代くらいの方で、現地ガイドさんに通訳してもらいながら。ツアー中、車を乗り降りする度に挨拶していたことと(通じないと分かっていながらも)英語で話しかけたことが良かったらしく、『言葉分からないから何言ってるか分かんないけど良い子だね(意訳)』と言ってもらえた。
最近自宅に停めていた息子さんのバイクが盗まれ、防犯カメラ映像から犯人の顔まで分かっているのに警察は動かず、バイクは返ってこず、で悔しい思いをしているとのことだった。

イスタンブール空港から羽田へ
2:10発の、いわゆるred eye flight。3-3-3シートで、窓際。でも真ん中がいなくて通路サイドのおばちゃまとゆったり過ごした!

余談

余談①
トルコの観光ガイド職は国家資格。有資格者は顔写真付きの赤いバッジをつけている。バッジはバーコード付きで、国内の認定観光地の入場パスにもなっている。
大学の観光関連の学科(2年って言ってた)修了後、受験して受かったらガイドになれる。資格は言語ごとなので、例えば、トルコ国内を日本語で案内できるガイド資格/トルコ国内をスペイン語で案内できるガイド資格/トルコ国内をドイツ語で案内できるガイド資格…というふうに別。だから大抵は大学の観光学科の勉強とは別に言語も注力する必要があり、語学学校に通ったりして頑張るそう。質問対応も観光スポットの複雑な成り立ちや見どころの紹介も、現地ガイドさんの日本語は完璧だった。資格取得後はフリーランスでも出来るけど、大抵は企業に所属することが多い、とのこと。
日本の通訳案内士もTOEIC900以上、とか決まりはあるけど、通訳案内士資格を取得してなくてもボランティアとかならできちゃうもんな、、。そこらへんトルコ政府の観光立国に対する本気が垣間見えた。

余談②
HIS-カッパドキア市内を案内してくれる現地ガイドさんの会社-気球会社 と連携されているらしく、気球ツアー当日は気球会社の方が車でホテルを回って人をpick upしてバルーンを飛ばす広場まで送り迎えしてくれた。英語をちょっと話せる、レベルの方。一番最初にpick upされて、そこから3か所のホテルを周り他のお客さんと共に行動した。(全員日本人だったので気球会社の方との通訳的なことをした)
カッパドキア内の気球会社は以下サイトで飛行許可=green flagにならないと気球を飛ばせない。red、yellow、greenの3色で、前日からredが分かっている時もあれば当日まで情報が出ないこともある。この日は直前までyellowで30分くらい車内で待機していた。greenになった時のツアー参加者の皆さんとのハイタッチが良かった。

余談③
行き帰り両方ともTurkish airlineでdirect flight。エコノミーでも機内セット(スリッパ、靴下、耳栓、歯ブラシ、アイマスク)が配られたり、とってもいい!!機材の新しさで言えば劣るかもしれないけど、ANAよりいいじゃん??と思った。(※4日後発のカナダ旅行でANA利用)mealもとても良かった。

以上。長くなりましたがトルコ一人旅でした。
初・英語を第一言語としない国へ旅行。経験投資の極みって感じの旅で、良かった。

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