見出し画像

父親の話


近日中に、父親のような存在の人がいなくなってしまう。


その人は実際に、家庭を持ち、「父親」という役割をこなしている。


最近、「父親の存在意義」についてという話題で話すことが多かった。


なにが正解で

なにが間違いなのか


自分の子供を想い、考えている姿を見て


そういう「お父さん」が世の中に増えれば良いな、と思いにふけた。



幼い頃、

色んな家庭を見て

酷く羨ましがった。




「お父さん」と「お母さん」が

欲しかった。




他人と自分の違いに、絶望した。



「お父さん」と手を繋ぎたかった

「お父さん」に褒めて欲しかった


「お父さん」と呼びたかった





自分ができなかったことを、自分の周りの人間は容易くできていた。


冒頭で述べた「父親」も、きっと色んな方法で子に愛を示していたんだろうと、語り方から伝わってきた。


世の「父親」は、自分のことを卑下して語ることが多い。


それでも、私は、「父親」は偉大で、ヒーローだと思う。



「父親」にどんな声をかけるべきか、わからない。


それでも、自分(達)への愛に対してのアリガトウは必ず言おう。




別れは、突然だ。





どのようにしてこの気持ちを表現するのが、正解なのだろう。


涙を流すのも

笑顔を振りまくのも


又、違う気がしてならない。



別れのカウントダウンは、始まっている。













p.s

勇敢な お父さん










#note
#父親
#家族

文字を書くことが生き甲斐です。此処に残す文字が誰かの居場所や希望になればいいなと思っています。心の底から応援してやりたい!と思った時にサポートしてもらえれば光栄です。from moyami.