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moyami
2024年4月16日 13:04
君が見ている絶望を、抱きしめさせて。眉を降ろして心配そうに眺める君に、「大丈夫」だと言わせて。果てし無く長いその道を辿って、遠くからでもよく分かる目印を並べてくるから。途中で、はぐれてしまっても、君がひとりで歩いていけるように。それが、僕の役目のような気がするからさ。その道を君が誰かと手を繋ぎながら歩いていったってよくて、僕はそんな光景を、絶望ではなく、希望というタイト