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オシドリのおチビちゃん登場

日本は今年、異例の速さで梅雨入りをした地域があるそうですね。こちらロンドンも、今年は異例の寒さで、5月半ばだというのにまだ連日15度以下の寒さが続いています。それに加え、雨も多く、この先もしばらく雨が降る予定です。ロンドンといえば雨、というイメージ通りの毎日なのです。

ちょっとテンションが下がり気味の天気ですが、ちょっと嬉しいことがありました!

うちはロンドンの街中からやや郊外にあり、ちょうどテラスの前に小川が流れています。まさにこのテラスの景観が気に入って、ここに引っ越してきたのです。

この小川沿いには、様々な動物たちが集まってきます。黒いタキシードを着ているようにかっこいいカササギ、鮮やかな黄緑色が眩しいインコ、そしてイギリスのクリスマスの象徴ともされているお腹の赤いコマドリなどなど。そして、テラスの柵の上を、チョロチョロとリスが動き回り、小川の向こうの草原をたまにキツネが歩いています。なんでこんなに詳しく説明できるのか? 在宅勤務と言いながら、外ばっかり眺めているんじゃない? と疑われてしまいそうですが、まあ、あえて否定できませんね・・・

そして、ここの小川には水鳥もたくさん集まります。マガモやシラサギは常連だったのですが、今年3月の終わり頃、見逃せない鳥が現れたのです!

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オシドリのつがいです!

実は、この鳥、以前近くの公園の池で見かけたことがあったのです(タイトル画像の写真です)。その時、散歩をしていたおじちゃんから、この鳥は可愛いよね、アジア発祥の鳥なんだろう? と言われて、へえ、そうなんですか、と答えていました。そして、今年この鳥を家の前の小川で発見し、浮かれていた私。冷静な夫はきちんと鳥の名前を調べ、言いました。これ、オシドリだ! 

オシドリって日本をはじめ、中国などアジアに生息する鳥なのですね。そしてイギリスにも渡ってきたのだそうです。あら、なんだか親しみを感じちゃいますね。

でも、そういえば最近、オシドリの姿見なくなったなあ、とちょっと寂しく思っていたのです。すると、この間窓からまた川を眺めていたら、なんと、おチビちゃん3羽を連れた鳥の親子がやってきたのです。慌ててスマホを持参してテラスに出ました。

かわいい!

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3羽の小さな鳥が、ヨチヨチとママ鳥の後をついて泳いで行きます。こういう光景はいくら見ても飽きませんね。

あら、この鳥、よく見るとオシドリではないですか!

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産卵した後、どこかで抱卵して、無事に雛がかえったのですね。とても嬉しそうに泳いでいました。

なかなか暖かくならない春ですが、ちゃんと生き物は春を生きていました。

今回まずはじめに、オシドリ親子を紹介してしまいましたが、実は私は昨年からずーっと毎日楽しみに外を見て、いどころを確認して喜んでいる水鳥がいるんです。

そのお話はまた今度にしますね!


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