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大きな猫が家に入ってきた夢を見た

数日前の夢。階下に降りていったら、リビングに大きな猫さんがいた。むっくりした、毛がフサフサの猫さん。外から入ってきたようだ。私が近寄っても動じることもなく、すっかりくつろいで座っていた。頭を撫でると気持ちよさそうに鼻を動かした。そして、目が覚めた。心の中に、ふんわりと温かいものが残っていた。やっぱり猫さんはいいな、と思った。

「noteやってみたら?」
私がnoteを始めたきっかけは、夫のこの一言だった。

今から7年くらい前、文学賞に応募したりと物書きに憧れた日々を送っていた。そして、自分が書いた作品を掲載すべく、WordPressの使い方の本を読みながら、自分のホームページを作ってみた。しかし、そのホームページから誰かと繋がることもなく、物書きへの道に近づくこともなかった。それから、私も現実に引き戻され、また朝から夜まで会社で働く日々に戻っていった。

そして、2020年、突然自分の時間に余裕ができた。また文章を書いてみようと思い立った。できた作品を、またホームページに掲載してみようと思い、5年ぶりに自分で作成したページにログインをした。しかし、エラーでログインができない。長いこと放ったらかしにしたせいだろうか。問い合わせてみたが、元々ホームページを作るような専門知識を持ち合わせていない自分では、やはり解決できなかった。そこで、そっと夫に助けを求めた。すると、自分の力で管理できないホームページを続けていくことは危険じゃないのか、と真っ当なことを言われ、noteを勧められたのだ。

WordPressを勉強して、ホームページを作り直すのと、noteを始めるのと、どちらが良いか、悩んだ。noteを開いてみると、エッセイ、小説だけではなく、様々な情報を記事にしている方々がいらして、とても興味深かった。このnoteに自分も仲間入りしてみたくなった。それで私はnoteを始めた。

そして、”スキ”や”フォロー”、さらには”コメント”までいただけるようになり、とてもありがたいことに、”サポート”をしてくださる方まで現れた。色々な方々と交流できることがとても楽しいということを知った。noteを書いている方の中には、記事をアップしたと同時に、あっという間に”スキ”の数が3桁に届き、グングンスキの数が増えていく方々がいらして、すごいなあ、とただただ驚嘆し、自分とは世界の違う人たちだと思っていた。

地道に楽しくnoteを楽しんでいたら、最近になって、「あなたの記事がnote編集部のマガジンに追加されました」と言うお知らせを、数回いただけるようになった。そんなことがあるのか、と驚いていた。すると、”スキ”の数も少しづつ増えていった。素直に嬉しかった。新たに”スキ”を押していただいた方の記事を読むことで、また新しい記事と巡り会えることも楽しかった。

そして先日、「あなたの記事が話題です!公式マガジン『注目記事』に選ばれました」というお知らせをいただき、驚きのあまり声が出なかった。さらに翌日、「あなたの記事が話題です!note編集部の『今日の注目記事』に選ばれました」という通知がポップアップで現れ、もう手が止まってしまった。一体何が起きているのかわからなかった。

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それから、「あなたの記事に対してxxxさんがスキしました」という通知をたくさんいただいた。気付いたら、「きっとピアノこそが心の交流、辻井伸行さん」の記事に”スキ”を押していただいた方の数が、100を超えていた。これは本当に私なのか? 信じられなかった。

たまたまスマホでニュースを見ている時、夢占いのことについて書かれた記事を見つけた。「イルカに触れる夢」これは対人運が上昇、「大きなカエルの夢」金運が上昇、「ラッコを飼う夢」これも対人運が好調。ふむ。どれもピンと来なかった。イルカに触れたり、大きなカエルが現れたり、ましてラッコを飼うなんていう夢を見ることがあるだろうか。少なくとも、これまで私はそんな夢は見たことはない。しかし、こんな言葉が目に飛び込んできた。「猫が家に入ってくる夢」前向き思考で、仕事運や恋愛運も好調な大吉夢! え、そうだったのか。猫さんが家に入ってくる夢、見たばかりじゃないか。しかも、むっくりとした大きな猫さんだった。

noteでたくさんの方々に”スキ”や”コメント”をいただいて、すっかり幸せな気持ちに浸ることができたことには、あの夢に登場した大きな猫さんが一役買っていたらしい。猫さん、どうぞそのままお家でくつろいでゆっくりしていってください! 

この幸せな出来事が起きたちょうど1年前のこの日は、愛猫が天国に旅立った日で、悲しみにくれていた日だった。1年後にこんなに喜びに溢れた日が訪れるとは、全く想像もしていなかった。noteを始めて本当に良かった。

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私の記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。そして、”スキ”や”フォロー””コメント”をしてくださる皆様、私の記事を取り上げてくださったnote編集部の皆様、本当にありがとうございます。自分とは別の世界だと思っていたことを、現実に味わうことができたのも皆様のおかげです。心からお礼を申し上げます。そして、これからも文を書き続けていきますので、また読んでいただけましたら大変嬉しく思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

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