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春の野草を添えたチキンソテー
今や新緑の季節を迎えて、梅雨入りも間近という陽気ですが、この note は、この春(3月頃)につくったチキンソテーの記録になります。
チキンソテーに添えるのは、河川敷で花を咲かせていたハマダイコンです。
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毎年春先になると見渡す限りの見事な白い絨毯をつくるハマダイコンの花ですが、菜の花と同じようにつぼみが食べられるようです。
その日はロードバイクで河川敷を走っていたので、ビニール袋などの入れ物も持参していませんでした。なので持ち帰ったのはほんの一握りです。
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洗ったつぼみを軽く茹でてみます。少し大根の香りがしますが、それほどはっきりとはしませんでした。
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流水で冷まして、しぼってから小皿に移しました。
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鮮やかな緑です。とりあえず見た目は100点ですね。そのものの味を確かめるために、調味料は何も使わずに食べてみます。
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じっくり味わってみると、青臭さやえぐみはまったくなく食べやすいです。
味はあるのですが、強いものではありません。かすかに大根っぽさはあるかな、といった感じです。クセがないのでダシや調味料を加えればいくらでも美味しく頂けそうです。
ということで、数日後にもう少し多めに摘んできました。
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おいしいとされるサヤ(実)も探したのですが、この時は時期が早かったからか、ほとんど見つかりませんでした。
食材
1人分
鶏もも肉 1枚 290g
ニンニク 1かけ
ハマダイコンのつぼみ 適量
塩 少々
胡椒 少々
サラダ油 小さじ2
つくり方
食材の下ごしらえ
鶏もも肉は厚い部分に包丁を入れて、両面に塩と胡椒をしておきます。ニンニクは薄切りに。ハマダイコンのつぼみは洗って、キッチンペーパーで見つけを取ります。
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鶏もも肉をソテーする
フライパンにサラダ油とニンニクを入れて、弱火で加熱します。香りが立って色づいてきたら、ニンニクは取り出しておきます。
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ニンニクを取り出したフライパンに、鶏もも肉を皮目から広げて入れます。
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鶏皮に均等に焼き目をつけるために上に重しをのせながら加熱していきます。今回はアルミホイルを広げ、水を入れた鍋をのせましたが、やかんなどでもOKです。このまま終始、弱火で焼いていきます。
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時々焼け具合を確認しながら、12分ほど加熱しました。
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鶏肉をひっくり返して、さらに4分ほど弱火で加熱して焼き上がりです。
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ハマダイコンのつぼみをソテーする
鶏肉を取り出したフライパンにはたくさんの脂が残っていますので、余分をキッチンペーパーで吸い取ってからハマダイコンのつぼみを加えてサッと炒めます。
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焼き上がった鶏もも肉は皮目を下にしてまな板に置き、包丁の背に左手を添えて一気に皮まで押し切ります。
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できあがり
お皿に切った鶏肉を並べ、取り出しておいたニンニクをのせ、炒めたハマダイコンのつぼみを添えてできあがりです。
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チキンソテーの味付けは塩と胡椒、そしてニンニクだけですが、必要にして十分です。
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あとがき
ハマダイコンはアブラナ科の植物です。
野菜の中で、この仲間はとても多いです。
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、水菜、白菜、小松菜、チンゲン菜、蕪などなど。もちろん大根も菜の花も、この仲間です。
どれも葉や茎の油炒めがおいしい野菜ばかりですね。
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