見出し画像

動画制作が不動産の集客に役立つ!メリットやおすすめの制作会社も紹介

2019年頃から「動画の時代」がしきりに叫ばれ始め、誰もが手軽に動画を視聴・配信できる時代となりました。

その動画を単なる娯楽としてだけでなく、企業が積極的に動画を通じて発信することで自社の商品・サービスの購入に繋げたり、自社のブランディングを行ったりといった、ビジネス的な観点での動画の価値・可能性も昨今では注目され始めています。

それは不動産業界でも例外ではありません。

新型コロナウイルスの蔓延により対面での物件内覧が難しくなり、動画を用いた「オンライン内見」が流行り始めました。

また、対面での内見が難しくなった一方で、企業が事務所への出社を要さず、自宅や好きな場所で働けるリモートワークの推進を始めたことにより、人々が都心部から地方へ移住する動きが活発化する等、不動産業界は盛り上がりを見せています。

そこで本記事では、動画の時代とコロナ禍を経て、不動産業界が動画を活用するメリットや実際の活用事例、おすすめの動画制作会社を解説・紹介していきます。

「動画が流行っているらしいけど、自社でどう活用していいか分からない」

「具体的に動画制作をすることで不動産業界にどんなメリットがあるの?」

上記のようなお悩みや疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。


不動産業界が動画制作をするメリット

不動産会社が動画制作をすることによるメリットは大きく分けて4つあり、それぞれ集客か採用のいずれかへの貢献が期待できます。

順番に解説していきます。

オンライン内見に対応できる

2020年以降、前述した新型コロナウイルスの影響により、多くの不動産会社にとって対面での内見対応が難しくなりました。(本記事の執筆は2021年)

また、例えば地方から東京への上京を検討していた方も、本格的な上京前に一度内見のために東京を訪れる、といったことができなくなりました。

東京から地方へと移る所謂地方移住も同様です。

目当ての物件を一度直接見てから契約を決めたいと考えるのは当然のことですが、特に緊急事態宣言が発令されている地域では、都道府県をまたぐ移動は原則自粛が求められ困難となりました。

そのような状況下で必要とされるのが動画を用いたオンライン内見です。

物件担当者がリアルタイムで動画を撮りながら物件の案内をするパターンもあれば、一眼レフや360°カメラを用いて予め物件の撮影を済ませおき、そこに説明のテロップを加えることで、いつでもどこでも物件の内見ができる動画を作っておくパターンの二種類があります。

動画制作によりオンライン内見に対応できる状態を整えておくことで、コロナ禍で人の移動が制限される時期においても顧客を逃しません。

担当者の人柄が伝わって顧客の安心感に繋がる

不動産会社を選ぶ上で、取り扱い物件数が多いことも大切ですが、「担当者が信頼できるかどうか」も重要な判断基準です。

取り扱っている物件が如何に魅力的でも、対応が横柄だったり、無理に契約を勧めてきたりする担当者では当然不動産会社として信頼されません。

また、顧客にはその担当者が信頼できるか否かを判断する手立てがありません。

そこで活用できるのが動画です。

物件担当者の仕事への想いや強み、これまでの実績等をカメラの前で話してもらい、それを動画にしてホームページやSNSに掲載することで、

「この人なら安心して何でも相談できそうだ」
「気になる地域の物件に詳しいようだし、まずは内見を申し込んでみよう」

と顧客に思ってもらえる確率が高くなります。

もちろん、これらをブログやスタッフ紹介ページで発信することもできますが、アメリカの心理学者・アルバート メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」によれば、人は「視覚」から最も情報を得ていることが分かっています。

スタッフの人柄や強みを伝える手段としては、動画が最も適していると言えるでしょう。

採用に役立つ

不動産業界に限った話ではありませんが、動画で代表や従業員が働きがいや仕事へ想い、職場環境について動画で説明することで、職場の雰囲気が求職者に伝わり、

「ここで働いてみたい」
「ここなら自分のキャラクターとも相性が良さそう」

と思ってもらえる確率が高まります。

若者向けに就職支援事業を行う株式会社ジェイックが、2022年卒業の学生に対して行ったアンケートによると、自身が就職する会社選びで重視することとして最も上がったのが、「社風が合うこと」です。

参考:PR TIMES「【22卒就活調査】会社選びで重視することは「社風が合うこと」」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000060461.html

視覚への情報発信に長けている動画を活用することで、「自身が求める社風に合いそうか」という判断軸で求職者はその不動産会社を判断できるようになります。

保有物件のブランディングに役立つ

富裕層をターゲットにした高級物件であれば、”シネマティック”と呼ばれる映画さながらの演出で高級感を演出したり、比較的価格がリーズナブルな物件であれば、親しみやすい演出や周辺地域の住みやすさをアピールしたりと、取り扱っている物件のグレードによって動画の演出を変えることで、各物件のブランディングが可能となります。

動画を通じて、引っ越しや物件の購入を検討している方に、

「そこに住んだ時の暮らしの様子」を

疑似体験してもらうことで、顧客は自身の希望を明確にできると共に、それを聞いた不動産会社もより精度の高い提案が可能になります。

不動産業界も動画制作を積極的に検討しよう

不動産業界にとって、動画はすぐに導入すべき営業ツールです。

動画をホームページやSNSで公開するだけでなく、YouTubeチャンネルを開設して定期的な情報発信を行ったり、最近ではTikTokを駆使して若年層へのアプローチを始めたりする不動産会社も出てくる等、動画の可能性は益々広がっています。

動画制作や動画の活用方法等についてお悩みでしたら、ご相談のみでも構いませんので、ムービクルまでお気軽にお問い合わせください。