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「きょうだい」とヤングケアラーについてLIVE配信!スペシャルゲスト登場!

こちらのFacebookページ、映画『ふたり〜あなたという光〜』にて、
12月4日にLive配信をしました!
https://www.facebook.com/movieofsiblings

なんとゲストは、「栃木県鹿沼市議会議員の加藤みちこさん」です!!

三間と加藤みちこさんとの出会い

三間と加藤みちこさんとの出会いはコーチングスクールが同じで、スクールの同期生だったのです。当時から私は”みっちゃん”と呼んでいて、みっちゃんが議員になります!と立候補するところから当選するところまでの過程をすべて知っている一人です。

「子育て日本一を目指すんだ!」という視点で、議員に立候補し、主婦でありながら問題意識を持ち、自分が社会を変えないと!という意識を持って議員になられました。今回はその選挙活動での奇跡的に当選したエピソードを含め、今日はたくさんのお話が聞くことができました。

加藤みちこさんについて

今2期目をしており、鹿沼市議員の24人の定員のうち3名が女性議員です。
議員になる前は普通に主婦で、ずいぶん前から人形劇を通しながら子供の居場所を作る活動を行っていました。

しかしながら、もっと出るところを出ないと何も変わらないなと思って、議員に立候補することを決めました。この議員になるプロセスは、とても奇跡的で、6票差で落選。もう次は4年後かなと思っていたところ、その2週間後に公職選挙法違反で捕まった議員さんがいて、それがきっかけで繰り上げ当選が決まったんです!
もうこれはドラマチックで、奇跡としか言いようのない、出来事でした。

子育て・子育ち日本一のまち。

鹿沼市は、人口は9万6千人の街なのですが、行政の中で子供という単語がなかなかでてこない街でした。貧困の子供も多く、生きるのにケアが必要な若者がたくさんいて・・・お年寄りのケアは進んでいたのに、子供たちのケアが全くなかったのです。
今後の将来を担う子供たちに何ができるだろうと思い、子ども食堂を始めました。今は子ども食堂は8カ所あります。
さらに今、子ども未来部、子ども未来サポートセンターという形で、子どもたちのケアに向けて取り組みを行っていますが、まだまだ支援は足りていないと感じています。

無題

子ども食堂の取り組み

一番はじめは3年前の”森のこびと”という子ども食堂で、それが広がって今8カ所になりました。ネットワークもしっかりしていてみんな仲がよく、食材を無駄なく使う取り組みを行っています。活動をしていくうちに、お米などをいただけるようになり、お米を買わなくていいようになりました。
旗を掲げることで、たくさんの方が協力をしてくれるようになりました。

ヤングケアラーへの活動の取り組み

ヤングケアラーとは、通学や仕事の傍ら、ご両親や祖父母や年下のきょうだいのお世話や介抱をしている18歳未満の子どものことを言います。
昔はこういう取り組みも当たり前のところもあったのですが、今は、きょうだいの世話や親の世話などをしていくだけではなく、その子の人生についても考えないと行けない。手を差し伸べる必要が非常にあると思い、ヤングケアラーという言葉がクローズアップされています。
それだけ家庭環境ではどうすることもできないと、我慢している子どもたちがたくさんいる現実があります。

最近は、鹿沼市社会福祉協議会からこのヤングケアラーについて勉強会をしませんか?という取り組みがでてきて、やっと勉強会が開始されているという状況で、まだまだ取り組みとしてはこれからというところがあります。

三間は障がい者の妹がいたので、自分も当時ヤングケアラーだったというところからすると、ケアをしている人たちが責任を持ちすぎて、苦しい人生をしているのに、他の同級生の人生と比べてつらさを感じてしまう背景があります。そういう子どもたちが信用できる大人に、心の内を話せるような場所を作ることが大事だと思っています。
まだまだそういう点では、社会の中では家庭の中の出来事で認知されてこなかったところがあります。一人一人が自分の人生を輝いていけるようにサポートしていく必要があると思っています。

課題の認識のツールとしての映画とそれぞれのポジションの役割


これだけの様々な問題があるなかで、問題は多方面からの視点でみていくことができます。子どもの話を聞くためのカウンセラー、社会問題を提起、認知度を高めるためのツールとして映画、子どもが駆け込むことができるためのシェルター、社会を変えていく代表として議員、子どもを預かるための施設、どれをとってもすべて必要でそれぞれのポジションと役割があるのです。

解決策は一つではなく、いろいろな側面がある。その側面から物事をみて、解決策に繋げて行くにはどうしたらいいかを社会全体で考えていく必要があるのです。

昔は隣近所の顔を知っていて、コミュニケーションも盛んでした。
今は核家族化が進み、地域のコミュニティで子どもを育てるというところがなくなって、豊かさが感じられなくなってきていると思っています。

地域のコミュニティを通じて、安心・安全が保証されている。単純だけれども豊かだと思えること。そういう社会を作っていくには、行政の役割、議員の役割、社会福祉協議会の役割など市民に寄り添った活動と役割を担っていく必要があります。

行政も市民も役割を持った議員もみんな輪になって繋がっていくことが大事なのです。そういうすると大概の問題が解決できていくと思っています。
それはある意味で、昔の良さに戻っていくこと。

いろいろな課題が世の中にたくさんありますが、社会に動いていく、議員(市民の代表)としてみんなが繋がっていけるよう、取り組んでいきたい、これからも活動していきたいと思っています。

加藤みちこさんのホームページはコチラ
http://katomichiko.weebly.com/

短編映画『ふたり〜あなたという光〜』
障がい者の「きょうだい」
#siblings に光を当てた映画です
本編約45分
2021年2月11日公開
※緊急事態宣言を受けて1月29日から変更
 
クラウドファンディングに挑戦中‼️
https://camp-fire.jp/projects/view/352275
※クラウドファンディングは2021年1月16日に終了しました。
☎️サポート窓口設置!
Tel :03-6778-5255
Fax: 03-6778-5256
映画公式Webサイト: https://www.movie-of-siblings.com/

#ふたり #きょうだい #あなたという光
監督・脚本: #佐藤陽子
プロデューサー:#三間瞳 
出演: #中西美帆 #熊木陸斗 #納葉

#ヤングケアラー #子ども食堂 #加藤みちこ #鹿沼市 #問題提起
#社会問題 #障がい者  


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