【第44回ぴあフィルムフェスティバル in京都×映画チア部】作品紹介
皆さん、こんにちは。
街は少しずつ冬の装いを見せ始め、マフラーを巻いて歩く人もちらほらと現れる季節になってきました。
そんな中、今年の1月に開催され、毎年、チア部も関わらせていただいているインディペンデント映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル」が今回も京都で開催されます!!!
場所は京都文化博物館 3階フィルムシアター
期間は11/19(土) ~ 11/27(日)の8日間(11/21(月)は休館)
1977年から続き、映画監督への登竜門とも呼ばれる自主映画のコンペティション「PFFアワード2022」を始めとし、関西初上映の作品も盛りだくさん!
第44回となる今回もどんな作品に出会えるのかとっても楽しみです!
そんなぴあフィルムフェスティバル(PFF)の開催に向けて、映画チア部のnoteでは、今回関西初上映の作品を含む2作品を、一足先に鑑賞したチア部員の感想と共にご紹介したいと思います。
①『ザ・ビッグ・ビート:ファッツ・ドミノとロックンロールの誕生』
2016年/アメリカ/90分/監督:ジョー・ローロ
PFFでの上映 : 11/25(金)18:00〜
PFFにおいて2019年から始まった、大スクリーンで黒人音楽映画を堪能する企画、「ブラック&ブラック」。
今回の「ブラック&ブラック」に選ばれた本作はなんと関西初上映!
ルイ・アームストロングなどを生み出した音楽の街、ニューオーリンズから、後に50年代から60年代初期のアメリカを席巻した歌手、ファッツ・ドミノと氏を支えたさまざまな人たちを、貴重なインタビューや当時の映像を交えながら楽しめる贅沢な作品。
「ロックンロール」はいかにして生まれたか、その濃密な遷移をスクリーンでご鑑賞ください!
また、本作は上映後に、「ウィークエンドサンシャイン」(NHK FM)などでラジオDJを務め、音楽にも多方面に造詣の深いピーター・バラカンさんのトークショーも開催!
観客とのQ&Aも行われる予定です。貴重な機会にぜひ会場を足をお運びください!
《チア部員の感想コーナー》
②『わたしたちの家』
2017年/日本/80分/監督 : 清原惟
PFFでの上映 : 11/25(金)15:00〜
2作目はなんとPFFアワード2017グランプリに輝いた作品が特別上映!
PFFが企画、製作、公開まで、トータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ」にて、清原惟監督の最新作『すべての夜を思いだす』がプレミア上映。それに際して、『わたしたちの家』も再上映されます!
二つのストーリーがカットという映画の恐怖的な魔法によって、独特な構造を持つ一軒の「家」の中で混ざり合い、接続、進行していく物語。
黒沢清やアピチャッポン・ウィーラセタクンらも「幽霊的」と表現する、そのどこか不気味な雰囲気に目が離せなくなります。
「ホラー映画には幽霊の存在が不確かなものだからこその恐怖がある。でもこの映画では、幽霊の正体は最初から明かされているのだ。にもかかわらず、そこに怖さがあるのだとしたら、それは自分自身がだれかの幽霊になってしまう怖さなのかもしれない。」
(「誰かの幽霊」清原 惟 , 初出:「新潮」2018年2月号)
ぜひ、最新作と合わせてご鑑賞ください!
《チア部員の感想コーナー》
いかがでしたでしょうか?
上記の2作に限らず、今回も目が離せない作品が盛りだくさんの第44回ぴあフィルムフェスティバル。
他にも、おなじみ「PFFアワード2022」を始め、「青山真治監督特集」、「ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ」といった魅力たっぷりのラインナップとなっています!
(現地での様子や他作品は映画チア部の京都支部がレポートする予定です!お楽しみに!)
また、今回のPFFアワードでは「観客賞」を設定。
ぜひ会場でご投票ください!
皆さまも、京都で新たな才能を発掘しに、ぜひ足をお運びください!
なお、会場での当日券販売はないそうですので、ご注意ください。
購入方法
①インターネット購入
https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=PFF
チケットぴあ[Pコード : 552-550]
※チケットは会場では発券できません。必ず、セブン-イレブンかファミリーマートで発券の上ご来場ください。
②セブン-イレブンで直接購入
(上映日の開始時間まで購入可能)
第44回ぴあフィルムフェスティバルの公式HPはこちら↓