見出し画像

人生は祭りだ?!~南米駐在記~vol.5

あらすじ

突然の海外出向命令に、

とまどう日々。

時間は容赦なく流れていき、、、



ついにその日が来てしまった。


神社やお寺で神様に、

お願いしてみたけど、

聞いてくれるわけもなく、

時間は過ぎていく。


ちっ。

お賽銭、ケチったバツか、、、



かくして、出発前夜。


黙々とパッキング。

単身とはいえ、なかなかの荷物、

二つのスーツケースがパンパンだ。


しかし実は半分近くが、

私のものではない。

現地やこちらから運ぶように

頼まれたものが大半だ。


もちろん違法なものは

なにも入っていないはずだが、


秘密の任務を遂行する

運び屋のような気分で、

変にテンションが上がる


気分はマフィア


ちなみに、紙や袋に

包まれた状態で渡されたので

中身が何かは詳しく知らずに

運んでいたが、これが

のちに大事件を引き起こすことに。


そしてついに、出発の日。

大勢が見送りにきてくれたが、

みんなニヤニヤしているように

見える。


絶対腹の中で笑ってるでしょ?


いや、きっと本当に

ニヤニヤしていたに違いない。


ですよねえ?!


疑心暗鬼。

手負いの獣のような

精神状態で、私は空港へと

送り出されるのであった。


まだ飛ばない?

という声がそろそろ

聞こえてきそうだ。

次回こそ飛ぶよ。(笑)

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?