見出し画像

人生は祭りだ?!~南米駐在記~vol.10

前回までのあらすじ

預かってきた荷物が

怪しまれて調べれることに。

万事休すか、そして事態は急展開へ。


もうダメかもしれない。

諦めにも似た境地。

 

1人絶望に打ちひしがれていると、

調査官が何かを手にもって

近寄ってくる。

 

 

あれ?

 

 

明らかに見おぼえのあるパッケージ。

というか、

日本ではありふれたものすぎて、

今の状況とのギャップがすごい。

な、なんですとー!

目を疑う、、、

 

カバンから出てきたもの、

つまり私が日本から運び屋を

させられたものの正体が

今、明らかになった。

 

それは、日本食や、
調味料の山だった、、、

 

次々に出るわ、出るわ。

 

日本茶だの!おそばだの!

味付きのり!本だしまで!

チューブのワサビ!

そして極めつけはウェイパー!

調味料の王様だ!

わしゃ乾物屋か、、、

トホホだよ


違法薬物ではなかったけど、

ある意味それより怪しい

持ち物の数々。

だってウェイパーだよ?


日本じゃありふれたものでも、

職員からすれば、

見たことないものばかり。


一つひとつ説明を求められ、

必死に説明する。


結局、

1時間以上監禁されていただろうか、、、

解放されたときには

すでに夜11時を回っていた。

とりあえずこれは免れた、、、


無事に解放された安ど感で

疲れがどっとあふれ出す。


その時、ふと、思い出した!

あっ!出迎えの人!!


やっべえ、、、


しまった!

連絡もできず、

随分、遅くなってしまった。


怒っているだろうな、、、

でも私のせいでもないしな。


もうどうでもいいやって

とりあえず空港の外へ出る。


このままの雰囲気で夜


眼前の光景にはっとする!

夜だというのに、

すごい人だかりで賑わっている。


日本の空港は、

整然としたイメージが強いが、

まったく違う世界がそこに広がる。


雑多な空気。

様々な人種、露天、タクシー、

夜なのにサングラスの人、

雑多なエネルギーが満ち満ちている。


そこに広がる光景はまさに

イメージ通りの南米であった。


続く


追記

カリの空港では、

バルデラマに会ったこともあります。

日本ではそれほど知名度は

ありませんが、

コロンビアではサッカー界の

スーパースター。

その人気ぶりはキングカズの

比ではありません。

チリチリドレッドがトレードマーク。

まさに南米って感じ。

コロンビアの英雄


Botアカウントありました(笑)

@bot56955446

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?