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感覚統合とスポーツパフォーマンス

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感覚・認知と姿勢/運動について動物行動学や人間発達学の観点から考え、ヒトのトレーニングやセラピーに応用する。
感覚・認知と姿勢/運動について動物行動学や人間発達学という「本質」から考えます。トレーニングやセラ…
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記事一覧

アスリートのための感覚統合トレーニング

感覚とはなんだろう? スポーツのあらゆるシーンで「感覚」と言う言葉が使われている。 「あ…

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感覚と姿勢

意識されない感覚・姿勢 例えば机の上に置いてある本を手に取る時に、姿勢の調節や本を掴む手…

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感覚受容と身体イメージ

感覚は身体イメージを形成する 先述してきたように感覚が身体運動を決定する重要な因子である…

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感覚器としての筋に目を向ける

筋を鍛えるのと同じように感覚を鍛える必要がある スポーツ動作の多くが、筋の緊張/弛緩のコ…

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発達と感覚統合

言語の獲得と感覚 2歳になる頃には「語彙爆発」という現象が見られ、飛躍的に会話に使用され…

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視覚と身体イメージ

視覚と身体イメージ 視空間認知障害が発生すると、視力が障害されていないにもかかわらず、顔…

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感覚は脳を書き換える力を持つ

脳内のマッピングを変える事に意味がある  身体運動の変容には「ボディイメージの適切化」が必須である事はご理解いただけただろう。 「運動変容」という現象の背景には単に習慣が変わるといった表面的な事ではなく、脳内のマップが変容する事こそがその本質であると言える。 例えば、第3指を切断後62日後に体性感覚野は変化する事が知られている。具体的には3指の領域は第2,4指の領域に侵食される。体表から消えた肢は、脳内でも縮小し他の領域に取り込まれる。

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