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なんてことない日常が一番幸せ

下書きに眠っていた入院の記録。
せっかく書いたのだからアップしようと思う。
ただし中途半端なところで終わってるのはご愛敬

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緊急手術からの入院を経験している。
今回の入院生活を通して、医療従事者の方々の仕事を間近で見て、尊敬と感謝と尊さとを感じた。
この気持ちを忘れたくなくて記録として残そうと思う。

朝起きた時から何かいつもと違うなと感じた。
どんより曇り空で、なんとなく気分が悪い様な気がして、ああなんで今日は出社日なんだ〜って憂鬱に思いながら出社。

通勤中の電車で冷や汗止まらない、手の痺れ、熱い、具合が悪くて立ってるのも辛い。あ、これ、久しぶりだ、学生の時もよくなったパニック障害みたいなやつだ。

急いで電車を降りてとりあえず椅子でゆっくり調子を整えればまた元通りだと思って座ること30分。だめだ今日はしぶとい。

なんか腸が気持ち悪い。トイレに何回か降りながらもなんとか出社。状況を伝えていた上司から、とりあえず明日から在宅だし端末持って帰りな〜タクシーチケット使ってと言ってくれて。

帰ったら気分は落ち着くかと思いきや全然良くならない。とにかく腸が気持ち悪い。重たい体をまたタクシーに預けて消化器内科へ。感染性胃腸炎と診断され帰宅。

夜の間にどんどん熱は上がる。
翌朝には38℃も超えて、昼過ぎからは猛烈に腹部右下が痛い。胃腸炎ってこんなに辛いだなんてと思いながらもあまりにも痛くて、一人でずっと痛い痛い言いながら夕方に。

あまりのしんどさに母に連絡。ちょうど最近母も胃腸炎になったと。私の症状を聞いてそれは胃腸炎じゃないし病院に行きなさいと言われ、時刻は18:02。クローズしたばかりの昨日かかった病院に連絡して先生と話し、虫垂炎の可能性があるからと紹介してくれた病院に緊急外来で駆け込み。

この時は歩くたびに腸に響くし痛くてもう自力で行くことがしんどくて、病院に着いた時の安堵感はすごかった。

あっという間に診察、CT撮って

虫垂炎です。今から緊急手術からの入院です。

ええええええええええぇぇえ?!

あれよあれよと事は進み気づいたら手術は終わっていて。後から聞いたら虫垂に穴が空いて腹膜炎も引き起こして、しかも最悪レベルの酷さだったと。あと少し来るのが遅かったら命の危険もあったと聞いてゾッとした。

お腹が汚染されていて洗浄だけで1時間も掛かり、計3時間超えの手術で家族も驚いていた。

緊急だったのに、腕の良い先生がいた事、
他の手術とかぶっていなかった事、深夜までにおよぶ手術を行ってくださったドクター、看護師の方々、全てに感謝の気持ち。

そして母に連絡してよかった。一人暮らし、病気知らずの健康体の私にとって、先生の言う事絶対で、胃腸炎じゃないっていう可能性は全く浮かばなかった。仮に浮かんでも一人で病院に行くのはしんどすぎて翌朝まで待ってたと思う。

無事に入院生活スタート。
腹腔鏡手術で傷も小さくて、痛い事は痛いけど歩ける。何時間か毎に看護師さんが検温、血圧、点滴の交換等をし調子を診てくれる。

どの看護師さんもそれぞれの温もりがあって、あまり心配な気持ちにはならなかった。すごい。
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上記、多分退院した後に殴り書いて疲れて放置したんだろうなあ~
もう半年も前のこと。

この入院を通して感じたのは
医療関係者の方々への感謝
健康でいられることの幸せ
家族の支えの大きさ
会社の上司の優しさ

特に日々の暮らしを普通に送れる健康な身体があることが
どれだけ幸せなことか思い知った。

退院して仕事復帰して数日後にはまた再入院という展開でさすがにめげそうになったけど、過ぎてしまえばあの時感じた辛さだとか寂しさだとか恐怖とか、なんだかんだ忘れてたな。

日々もっともっと感謝して生きようと思った。
周りで支えてくれる人への感謝とか言葉に出してこうと改めて思えたし
病気なんかもうしたくないけど、そんな気づきも与えてくれた経験でした。

急性虫垂炎って誰もがいつでもなる可能性があるし、手術や薬で治る病気。だけど痛みをほっておくとかなり危険。本当に数時間で病状が重くなります。

お腹の痛み、身体の不調を感じたらとにかく病院に行ってくださいね。
私の経験からお伝えしたいのはそれだけ。



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