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aiiimaのこと

こんにちは。MOVスタッフのあおやまです。

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みなさん一度は入ったことがあるでしょうか?MOVのエントランスを挟んで両側にある、3つのショーケースaiiima(アイーーーマ)。展示会の開催のみならず、期間限定の出張工房、出張オフィス、pop-up store、ワークショップ会場など、それぞれの使い方をしていただいています。
それぞれのスペースの特徴を私の独断と偏見で紹介してみようと思います。

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ふらっと入ってきやすいaiiima1。MOV入口に向かって左手のスペースです。
扉がないので外から全体を広く見渡せます。会場の広さもaiiima2、3より大きめです。
奥に窪んだスペースがあるので、試着室やバックヤード的な空間がほしいときには使いやすいのではないでしょうか。
壁を使う展示というより、トルソーを配置したり、大きなテーブルや什器を使う場合や、ボリュームのある展示品をみせるときに向いていると思います。
MOVの受付カウンターが張り出しているので、MOVラウンジとゆるやかにつながっていることがほかの2つのスペースとは違ったところ。(ラウンジと完全にスペースを分けたい場合は受付のシャッターを下ろしてしまうこともできます。)
たまに8階で迷子になってしまったひとの応対をしていただいたりして、スタッフとしては申し訳ない気持ちになることもありますが、そういう事故がおきるくらい外からのアクセスはいいとも言えます。

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個人的に好きなのはaiiima2。入口に向かって右手のショーケースです。
こじんまり囲まれていて、部屋感・箱感があっていいです。
壁が2面確保されているので、額装されたものなど壁面を使う展示にはこちらの方が向いていると思います。
扉が閉められるので小規模なトークショーやミニライブなどの音出しイベントするときにも利用できます。来場者が思いのほか増えて音漏れが気になっちゃうときは扉を閉められるのも利点です。
囲われた感じがある分、ふらりと来客はaiiima1に比べて少ないかもしれませんが、OPEN/CLOSEが見せやすいので、招待客のみの時間帯を設ける場合などは使い勝手がいいスペースです。

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もしかしたら存在をご存知ない方もいるかもしれないaiiima3。
MOVの受付からは離れているということ、少し奥まって静かなこともあり、まとまった期間オフィスとして使ってくださる方が多いスペースです。そのためここ何年かは一般公開の展示会やイベントで利用される機会は稀でした。
aiiima3だけはアクセスが分かれているため、MOVからは独立した空間として使える良さがあります。まさにオフィス向け。商業施設のざわざわした空気やひとが出入りする気配が少ない方がいい場合はaiiima3がおすすめです。

3つのショーケースを個人的な感想をもとに紹介すると、こんな感じでしょうか。運営スタッフとしての見方もありますが、利用者としての感想でもあります。というのも私のMOVのそとの仕事として、Oyadica(オヤディカ)というユニット名で、プロダクトデザインのプロジェクトを自発的に立ち上げたり、依頼をいただいたりしています。その展示会場にaiiimaを使わせていただきました。

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1回目は2015年1月。「BENCH, CHAIRS, VESSELS」というタイトルで、その名の通り、組み立て式のベンチと椅子、富山県の鋳物メーカー・高田製作所とのプロジェクトで制作したビアタンブラーの展示しました。

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2回目は2019年7月に、「と オヤディカ展」と称し、徳島県の指物師集団・富永ジョイナーと制作したミラーシリーズ「misto mirror series」、同じく徳島県のLED照明メーカー・サン電子工業株式会社とのプロジェクトで生まれたミラーボール型照明器具「Punti」を、aiiimaでお披露目しました。

aiiimaの利用を考えている方、多少なりとも参考になったでしょうか?
基本的には月曜〜日曜の1週間単位で利用していただくスペースですが、ご要望があればお問い合わせください。
いままで開催されたイベントもぜひウェブサイトで見てみてくださいね。

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青山美波(Aoyama Miwa)
http://oyadica.jp

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