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ジェイソンステイサムが着てそうなジャケット

ちょっと前までず〜っとヨウジヤマモトばっかり着てたんだけど、なんかモードってヒョロいヘコオスが自分の自信の無さを服でカバーするのに御用達って考えになって(俺がそうだから)、急にダサく思えてきてアガらなくなった。なんか大層な服着てインスタでカッコつけてるけど、アンタはペニスでかいの?男らしい腰振り出来るの?(アレン様)。

で、最近、肉体が少しずつ成長してるのを感じつつあり、ジェイソンステイサムとかフランクグリロみたいな格好がしたくなった。ご本人達は俺よりもかなり筋肉量があるので、今すぐ彼らのようにサマになるかと言われれば、ならないけど…。

で、この人達どんなブランド着てるのかなって調べたら、ステイサムはアクロニウムが好きらしく、インスタにも上げてる。でもアクロニウムは異常に高いし女ウケ最悪、Twitterの異常独身男性しか着ていない、俺はステイサムではないので説得力を持たせられないため除外。
まぁ、簡単にまとめると黒くてシンプルなジップアップジャケットを着てるイメージがあるので、そういうのないかな〜とネットで調べてたらCUTSっていうアメリカのD2Cブランドがそれっぽいのを出してた。

これ(https://www.cutsclothing.com/jackets/legacy-bomber/?color=Black)

D2Cは店舗を持たないことによって人件費とか店舗の家賃とかあーだこーだして、適正価格で良い製品作ってるよみたいなところが最初のイメージだったけど、今や見事に馬鹿を釣って金を稼ぐ頭の良い大人達の漁場となり、カスみたいなインフルエンサーを使ってゴミを量産し馬鹿やアホから金を巻き上げるという環境になっている。

それに対して、このCUTSというD2Cブランドはデザインのデの字も勉強していないカスインフルエンサープロデュースのクオリティにおいてUNIQLOに1000歩及ばないブランドに比べ、そこそこ堅実な物作りをしているっぽい。ビジネス〜軽めのアクティビティをシームレスに繋ぐのがコンセプトっぽい。元々はカットソーがメインで、流行りのビッグシルエットとは真反対のシンプルでジャストフィットなプロダクトが売り。ルルレモンとかaloのヨガウェアブームにうまく乗れたのかな。
CUTS以外のD2Cだと、
ten thousand
BYLT basics  
son of tailor
らへんが気になった。
(ten thousandは日本への配送してないんだよな〜…)

で、ジャケットの話に戻ると、そんなシンプルなやつなら何処にでも売ってるんじゃない?と思うかもしれないけど、意外と売ってない。UNIQLOにありそうなもんだけど、ない。というかこういったボンバー/MA-1ジャケットってビッグシルエットが流行りでシンプル&ジャストフィットな形がまぁない。最近ラフシモンズのプラダがやってくれたもんだから(余計なことを)、暫くはこの流れ続くだろうな。

本当はレザーのシングルライダースでも良かったけど、ケアがめんどいのと今よりバルクアップするつもりなのですぐ着れなくなると悲しいからパス。
なので、シンプル・ジャストフィット・化繊という条件を満たしていたのは探した限りだとCUTSのジャケットだけだった。

【CUTS-Legacy Bomber のレビュー】
サイズはM(176cm 65kg)、素材はポリエステル、価格は通常275$。俺はセールで195$で買った。ガバガバ換算で約20,000円の買い物としてモノを見ていく。

平置きだとこう。至って普通。袖と裾にリブがあり、フロントにボタンポケットが付いている。
好きポイントとしては、襟が二重になっていてポケットのボタンが表に出ていないところ。とてもクリーンな印象でよい。

地味に感心したのが、メタルパーツが全部自前なんだよね。適当なやつで済ませてんだろと思ってたから。

内側は左胸ポケット×1、隠しポケット×2。
若干わかりづらいかもしれないけど、裏地もオリジナル生地っぽい。ちゃんとこだわってて偉くない?高級な生地とかパーツ使ってなくても、ちゃんと良いものを作ろうという気概が感じられてテンション上がった。

トータルとして、モノは思ってたより良かった。ただ、195$ならアリだけど通常は275$なので割高ではある。でもこういうジャケットがあんまり無いので仕方ない。みんな余計な事し始めるから。ビッグシルエットとか切り替えとかジッパーいっぱいつけるとか。ゴアテックスがどうとか。要らないよそういうの。

*「もっと安くて作りが良いやつあるよ〜」って情報あったら教えて下さい。

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