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【職人の道】コンテナ

いシーズンインすると、荷物の量が多い。
20フィートのコンテナが毎週入ってくる。
小さな工場なので、リフトはありません、人海戦術です。
工場にコンテナをつけるのも一苦労、数台おいてる車を移動させて直角に入るのは見事です。
ドライバーは荷物には触れてはいけないみたいなので、荷卸はしません。
頑丈なロックをプライヤーでカットしてOpen the door です。荷台に1人のり、約20キロぐらいのケースが88カートン入ります。満タンの時もあれば半分ぐらいのときもあるのですが、この荷物を一度に4カートン引っ張りだすのくりかえし。疲れてきたら膝で押してます。大体コンテナの床は荷物がスライドしやすいのです。

真夏はすごい汗だく、過呼吸の中で降ろすこと約30分。痩せる。

当時、中国からの密航者はコンテナに入ってきたとか言う話もNEWSでやっていたが、絶対嘘やろうなと思った。密閉状態だから死ぬやん。スネークヘッドとかのNEWS。

で、コンテナの荷卸したら、コンテナの中を清掃しなければいけない。しないと、清掃料を請求しますとドライバーに言われ仕方なく掃き掃除。
我々受託業者やのになんで?依頼者に言えばーと喧嘩腰。若かったので。でも、この海運系のドライバーも荒くれ者が多い、今でも時々、港まで少量の荷物を取りに行くと、面倒くさそうに応対するわ、書類は投げ飛ばすは、敷地の外で待っとけだとか、横着な言動があったりする。
時代は変わってるんですよ、昭和で止まってますな感じで、おとなしく荷物を受け取りかえります。