♯15 シド「涙の温度」
本日はシド(SID)
実はシドについては私の中で現在も勉強中と言うポジションです。現役ギャオ時代、発売日に1stアルバム「憐哀 -レンアイ-」を購入して聴いてましたが当時は聴くものが多く、この時は確か2004年かな?ファナ、メリー、ムック、プラ、ガゼット、雅、LM.C、カグラ、バロック、メトロノーム、コドモAで忙しい日々でした。ディルがコアなサウンドに変化してしまうのもこの時期からでしたね。他、専門用語出すと、密室系、ピー缶、地下線と溢れんばかりの格好良いアーティストが頭角を出して来た時代でした。既にネオヴィジュアル系戦国時代の幕開けです。前の記事書いたか忘れましたが再びインディーズシーンでヴィジュアル系が昔とは違う形でシーンが戻ってきた訳です。
大きな特徴として
・X JAPAN、BUCK-TICK、LUNA SEA、GLAY、ラルク、黒夢等を私と同じ様に聞いて育った方々が多い。(追加で椎名林檎も)
逆に上で書いたバンドマンの方々はハードロック、メタル、等々のオールドスタイルな洋楽を聞いてる方が多数かな?その中でもV系枠に入れるのも烏滸がましいですが日本ならAUTO-MOD、AION、DEAD END、44MAGNUMなどは敬愛されてました。この辺はジャパメタと呼ばれてましたね。(AUTO-MODは別枠)
・Tシャツに首にタオル
・縦ノリ、逆ダイ、コロダイ、モッシュ、咲き、と会場の揺らし方もハードになりました。
・インディーズクラスで武道館。
と、ヴィジュアル系シーンが再び大きく盛り上がりました。ネオ語源の由来は定かでないが雅と言う説があり納得ですね。
そんなネオV系戦国時代を
抗うかの様に登場したのが紛れもなく
シドでした。
WOWOWで放送された
DAIGO司会の「ヴィジュアル系主義」にシドが出演した時に話されてましたが、敢えてバラード系で攻めたと語られてました。それが功を奏したのか一気にシドもスター選手軍に入りました。Vo.マオ氏の可愛らしい顔立ちや甘い声も全てが完璧でしたね。しかもシドは確かメンバー4人ですがヴィジュアル系畑を通過してない方が2人居ます。ギターとドラムの方かな?その辺のバランスも今にして思えば巧みだなと思いました。ヴィジュアル系なフリはするがサウンドは極めてギリギリでヴィジュアル系とは一線引いてます感がヴィジュアル系主義でのDAIGOとの talkで語られていて納得しました。
しかし、私は逆にそれがそこまで自身の炎が点かない理由と合致しました。しかし今となれば私も大人になり様々な音楽を聴いてきての改めてシドを聴くと凄いなと。
近年少し活動を休んでいましたが再び復帰されて活動されてます。もし近くに来たらLIVEに参加したいなと。生音で聴いてみたいです。大人の色気とROCKが融合して凄いんだろうなと妄想しております。
今回紹介するのは
2007年インディーズラストシングルです。最高に好きなバラードです。紹介する身としてはシドはヴィジュアル系に苦手意識を持たれてる方にほど聴いて欲しい部分もありますね。
是非聴いてみて下さい。
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