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今週の選挙(2023 6.11投票)

 今週は地味な選挙が並びます。 しかも10選挙中6選挙が無投票。 中でも新潟県村上市議補選は候補者ゼロという惨憺たる状態です・・・
 ただ、そんな中でも細かくチェックすると味わい深い見どころが出てくるのですよ。 皆様で見ていきましょう。


◎北海道・美唄市長選挙

 2期目を目指す70歳の現職に自民党が推薦する39歳の新人が挑む一騎打ちです。
 現職は市役所職員から2011年の市長選に歳で出馬するも48歳の新人に僅か5票差で敗れますが、2019年に66歳で立候補し、2011年に敗れた3期目を目指す当時55歳の市長を倒し初当選しました。
 一方新人は広告代理店や医療機器メーカーに勤め現在は病院職員とのコト。 政治経験は有りません。
 この市はここ四半世紀で3期以上市長を続けた人はおらず、有権者はシビアに審判を下すように見えますが、今回は果たして。

◎北海道・美唄市議会議員選挙(定数14/16人)

 現職8人、元職1人、新人7人立候補という、選挙後に大きく顔ぶれが変わる選挙になります。
 党派別では立憲、公明、共産が1人ずつです。 共産は前回の選挙(定数14/16)で現職2候補が落選し、共産だけが落選するという大恥をかいてしまいましたが、サスガに今回は1人に候補者を絞りました。 前回の落選2候補の票を足せば充分当選できる数字なので、手堅い選択をしたようです。
 そして立憲は、65歳の新人を擁立。 ここのところ再び地方議会で取りこぼすコトが増えてきた立憲ですが、コチラでは当選できるでしょうか。


◎岩手県・九戸村議会議員選挙(定数12/13人)

 “定数プラス1” の選挙で、現職12人元職1人という、コチラは美唄市と違い殆ど顔ぶれの変わらない選挙です。 党派別では共産と、なんと参政が1人ずつ出しています。 目ざといなー、参政党!
 そして注目は、御年 “93歳” の古舘候補が “15選” なるか! 多選否定派の私も、ここまで突き抜けた人には何も言えません。 結果に注目しましょう。


◎新潟県・村上市長選挙

 3期目を目指す現職に新人2人が挑みますが、新人2人のうちの1人は2012年から3回連続(2019年は無投票)出馬し3連敗している “御存知!” な方なので、実質的に現新2人の一騎打ちと見て良いでしょう。 現職は国政与党系、新人は野党系候補です。
 村上市は昨年8月に大雨による災害が発生し、そこからの復旧復興を訴える現職と、行財政改革を訴える新人。 勝つのはどちらになるでしょうか。



以上となります。
候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます。


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