日本先進会の研究(3) 日本先進会とPCR検査

　先日の記事で日本先進会の長島代表補佐から「私たちはPCR拡大を主張している」というリプをいただいたコトを御紹介しましたが、リプの通りPCR拡大を主張している動画が有りました。

　確かに。 去年の８月６日に載せた動画で間違いなくPCR拡大を主張しており、私の記事は早合点でした･･･

　とは言えないんだな、コレが。

　PCR拡大を主張している点は間違いないのですが、問題はこの動画のタイトル。

　そう、日本先進会が主張するコロナ対応の「②」、２番目の主張なのです。　では１番目に主張しているコトは何かというと、

「まず、コロナ対応のゴールを確認しますが、これはやはり、医療崩壊を起こさない範囲で経済を回すということに尽きると思います」

「守れるはずの命を守れる限りにおいては、出来るだけ経済を回した方がいい」

　と、鳩山紀一郎代表が語っている通り、「ゴール」は感染抑止と経済の両立。 つまり「ウィズ コロナ」なのです。　それじゃダメでしょって話で「ゼロ コロナ」を目指さない限り経済が回るハズも有りません。 その主張がベースに有る上で「PCR検査の拡充」と言われても良い対応だとは思えないのです。
　しかも日本先進会はMMTを推奨していて国債を財源として積極活用するコトを否定していません。 それならば尚更「ゼロ コロナ」政策は可能なハズです。 それなのに「ウィズ コロナ」なマインドでいるコトが理解できないのです。

　と、いうワケで次回は日本先進会の主張のベースとなっている（しかしコロナの件のように所々ズレている）MMT論について書きます。

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