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今週の選挙(2024 10.13投票)


 衆院が解散に、本当に総選挙が行われるコトになりました。 コレについては物申したいコトが満載なので後日書きますが、今週は “嵐の前の静けさ” で、選挙は僅か、1件です。
 これから先、否が応でも選挙や政治について考えなきゃイケない時期がやってくるので、せめて今週は負担が軽くなるという点で、こーいうのも良いのではないでしょうか。




◎滋賀県・野洲市長選挙

 2期目を目指す現職に元市議と元県職員が挑む選挙です。

 現職は4年前、老朽化してきた市立病院を「駅前(市有地)に移転建て替え」すると訴える前職に対し「現在地で建て替えれば駅前計画の半額で済む」と訴えて初当選しました。 ところが計画は二転三転の末、現在は「総合体育館東隣(市有地)に移転」となっており、そのアクセスの悪さなどが不評で地元医師会から反対の声が出ているほどです。

(野洲駅と病院の現在地、総合体育館の位置関係)

 元市議は計画の一時凍結(経営が立ち直るまで)、元県職員は計画の見直し(費用の縮小を検討)を訴えています。

 また、病院移転計画がなくなった駅前は現在、売却して民間にビジネスホテルやマンションに商業施設を建設してもらう計画ですが、売却ありきの計画に疑問の声が挙がっており、元市議は売却を見直し「市民の生活性向上や文化活動の拠点となる街づくりを目指す」と訴え、元市職員も売却をやめて「芝生広場と食べ物屋さんと野外ステージを作り市民が楽しめる場所を作る」と掲げています。
 市内一等地にある市有地の活用はどの自治体にとっても課題で、自治体主導で計画を立ててもそれが市民にウケずに利用されない場合が有りますし、かといって民間に売ればホテルやマンションといった多くの市民に何の関係もないものが建ってオシマイとなってしまいます(その代わり市は土地の売却益を得る)。 難しいトコロです。

 選挙運動の様子をネットで探してみましたが、新人2人に風が吹いている様子は感じられず、一方現職は選挙事務所に自民国会議員や周辺自治体の首長から贈られた為書きがズラリと並び、組織力の強さを誇示。 一騎打ちではなく「40代の男性」というキャラ被りな新人が2人出てきた点を見ても、現職有利に見えます。 ただ現職は、

 パワハラを第三者委員会から認定され謝罪したというコトがあったようで、兵庫県知事問題でパワハラが注目・非難を集めやすい現状の中、市民がどの候補を選択するか、注目されます。 



ハイ、本当に一件だけでした
候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます


「今週の選挙」テーマ曲
ギターパンダ / 選挙に行ったけど



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金城ガンヂ
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