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本当にそうなの? と思ったときの、対処法 ~クリティカルシンキング~

「○○さんが、□□と言ってるんですけど...」
と言われて、○○さんが権威のある人だったら、ちょっと面倒ですね。

今日は、そんな相談がありました。

違和感を感じる

私は、直感的に「何か変だな、本当にそうなの?」と思うことが多いみたいです。あまのじゃく、かもしれませんね。

でも、直感は意外に正しい。と思います。ビジネスの世界でも大切にしたい感覚です。

ただし、その場で反論を始めると、あまりいいことは起きない。まずは、事実確認に徹するのがいいですね。何か根拠があって、言っているのかもしれません。その人にとってのメリット、デメリットや、意図を確認します。

前提を疑う

意見が食い違うときは、たいてい前提が違っている。

前提から結論に至るロジックはまともでも、前提が違えば、変な結論に至ることはよくあります。単なる思い込みや、勘違いってことも、よくある話。視点が違ったり、目的が違ったり。。。 悪気はないんです。

前提を疑うのは、クリティカルシンキング(批判的思考)的かもしれません。

事実を示しながら、「どう思われますか?」と確認する

で、さきほどの相談はだいたい結論が出たのですが、「単に間違ってますよ」というと角が立つ。

私からは、こういう情報があって、こういう風に解釈できますが、いかがですか? と返してみました。

最後の「いかがですか?」が重要。判断を相手に委ねる。確認しているので、ソフトな感じになります。

「私はこう思うのですが、どう思われますか?」という言い方でもいいですね。


何か変だな、と思ったら一旦立ち止まって、考えてみましょう。というお話でした。では。


この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz

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