6歳児に「ときめきトゥナイト」を渡してみたら

お気に入りのカメの人形に「かめず　りんぜ」と名付けた話。

うちの6歳児は絵本が大好き。一人でもくもくと読む。寝る前ベッドでも、朝起きて食卓でも、ずっと読んでいる。お気に入りは「おしりたんてい」と「いやいやえん」。最近では絵が少ない本もかなり読めるようになってきていた。

そんな中、9月の金曜ロードショーでコナンを見てコナンにはまった。図書館でコナンの漫画が置いてあるのに気付き借りてきたらずーっと読んでいる。でもコナンの漫画って人がかなり死ぬイメージがあるし、結構怖いシーンも多いんじゃなかったっけ、、？

それならば、と、数年前懐かしすぎて大人買いしてしまった「ときめきトゥナイト新装版」を渡してみた。初めのうちは、えー、コナン読んでるのに、、と言ってたけどグイグイ読み進めていく娘。しばらくすると、

「まかべくん、かっこいい・・・」
「りんぜくん、かわいい・・」

と、きっちりイケメンにはまりつつ、ギャグシーンでは大笑い。全12巻を一日2冊ずつ（保育園行く前と帰った後）渡して、きっちり6日間で読み切ってしまった。

私も懐かしくなってちょっと読んでみたけどやっぱり面白い。呪文は逆から読めるんだよ～と教えたら驚いて、

「じゃあおたがい呪文かけてみよう！　レナニヌイ！」
「わ、、ワンワン！！！」
「じゃあ、レナニ、、コネ！！」
「えーと、、ニャアニャア！！！」

、、ナニコレ、楽しい、、、。　物語自体も30年以上経っても色あせない面白さ。まさか娘と一緒に楽しめる日が来るとは当時の私は思ってもみなかったことだ。

池野恋先生、偉大。

そして娘は、こないだ卵からかえったカメのおもちゃの人形（※写真参照）に、

「かめず　りんぜ」

という名前をつけた。

、、、いや、素敵な名前だけど、、カメだよ、、？　そんでかめずってなに、、？　そこは米津玄師の影響？

いろんな疑問は沸きつつ、大切な物語が確実に娘に受け継がれたことをかみしめ、じんわり嬉しい秋の一日でした。