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モグラたたきの日常とクラウドファンディングは相性が良い

私の毎日の仕事は、一企業の歯車として日々湧いて出るタスクをとにかくクリアしていく作業。たまに大きいタスク、至急のタスクも交じってて、まるでモグラたたきのよう。

こうやってタスクを自分のペースでどんどん対応していく仕事は私の性にあっている。小さな達成感が日々得られてそれなりに働き甲斐もある。

でも時たま、もっと世の中にダイレクトに役立つ仕事をしたい、とか、もっとわくわくする仕事につきたい、とか考える。

ぐるぐる考えてるうちに日々休みなく発生するタスクに追われてまたモグラたたきが始まって、必死になって対応して小さな達成感を得て、ちょっと満足して、考えていたことを忘れる。

この繰り返し。


こんな日常でも、とにかく新しく何かしようとおもってNewsPicksなどで日々情報を得たりしているうちに、クラウドファンディングに行き当たった。

これって、いま私が育児家事仕事に追われる中で絞り出した少しの時間と少しのお金を、自分にかけるより、よっぽど費用対効果がいいんじゃない・・・?

自分自身にコストをかけて磨くことももちろん大事だけど、気になることやってみたいことがたくさんありすぎて的を絞れないし、かといって全部は到底できない。その分少額ずつでも未来のために頑張っている人たちに使ってもらうことが一番有意義なように思った。


実際、いくつか賛同してみると、思いがけない効果があった。

「未来につながる活動を支援している自分」というのは、なんだかとっても誇らしくて、心の芯があったまる感じ。エゴかもしれないけどとにかく、ポカポカする。

心の芯がポカポカしているから、毎日のモグラたたきがうまくいかない日も、巨大モグラが襲撃してくる日も、ブレずに真摯に対応できるようになったし、必要以上に落ち込まなくなった。だって「誇らしい私」がずっと心の中にいるんだもの。


自分以外の人やプロジェクトを支援することが、まさか自分自身の支援にもなっているとは。まさに「情けは人の為ならず」!? 

いやークラウドファンディングすごい。良い仕組み。考え付いた人すごい。未来の支援もできるついでに支援したモグラたたきの日常にまで良い影響を与えるなんて。むしろこの組み合わせが特に相性がよいのかも。

そんなに余裕もないのでたくさんの支援はできないけれど、これからも気になるプロジェクトは積極的に支援して、いつも心をポカポカにしていたいと思う。