歩いて笑顔を撮る;R2-11-24, Tue. KRN

0415過ぎにモソモソ起きだす、外はオリオンが輝く。 ラジオ片手に近所を歩く。この時刻に出会うのは、新聞配達のバイクと、犬を連れた人の二人だけ、、

▽明日へのことば
「80歳、列島を歩く」
写真家…石川文洋

歩く、とにかく歩く。

カラカラと、闊達な声が響く。お話の内容から沖縄出身らしい、 車を使わずに歩いて様々なモノに出会う。虫もあれば、小動物、蛇、、二度見たといふヌートリア。カワウソかと思って撮影を試みたが、知人から指摘されて初めて知った。

被災後の東北、北海道、そして熊本、鹿児島から船で故郷沖縄へ。 歩いていていると、人と会うのは意外と少ない。会って話をして、笑ってくださいといってもいい写真は撮れない、いろんな話題の中でふと出てくる笑顔。 これこそが撮りたい写真だと語る。

私は、高校時代の化学(バケガク)教師HW先生の顔を思い出した。こんな声だったし、「君ねー、風景建物を撮るときにゃー、人も一緒に入れるんだよ、風景建物だけだった、絵葉書を買えばいいんだ」

撮影した3万5千枚の写真、その一部120枚ほどを展示した、その一枚一枚を見るたびに人と会ったことを思い出す。


▽誕生日の花    ネリネ  別名 ダイヤモンドリリー
ヒガンバナ科  ヒガンバナの 悲しい想いと対を成す
花言葉は、 幸せな思い出

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