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聖闘士星矢 beginningを見て、感想を書く小宇宙が燃えた話
はじめに
人というのは何かを見たとき、感じたとき感情を共有したい、作品を知ってほしいと考える生き物であると思っています。
私も同じ感情を味わってほしいという善意から、私がめちゃくちゃ面白いと思った「DOKIDOKI文学部」や「タコピーの原罪」を同じネトゲをやっているフレンドに勧めた経験があります。すごくよいことをしたと信じています。なぜか、そのあととんでもなく怒られましたが。
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こんな可愛らしい女の子とDOKIDOKIするゲーム
こんな雰囲気よさそうなゲームと漫画をお勧めしているのにやべー扱い食らう件
オタク文脈における沼に沈めるという行為もきっと、「同じ感情を共有したい」という人間の根源たる思いから発生するものだと思います。
さて、私もいくつか映画を見て感想をnoteに書いてきましたが、それは感想を共有して、この思いを知ってほしいと思ったからです。
(青春のあとしまつを付けたnote)
今回見た映画に関しても、自分の中の感情…いや、私の中の小宇宙が爆発しました。この映画のことを知ってほしい。そして自分が抱いた思いをぶちまけたいと。
そんなささやかな思いを持ちつつ、感想を書いていきますか。
あ、何見たか題名書き忘れていましたね。
「聖闘士星矢 Beginning」をみた感想を書いていきましょう
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運命を超えてゆけってどこから文言出てきたんだろ
聖闘士星矢について
基礎知識編
皆さんは原作の聖闘士星矢をご存知でしょうか?私は恥ずかしなら履修しておらず、星座カーストが存在するとか、同じ技が通用しないことしか知りません。あと、ハーデスと常に戦っているイメージがあります
(星座カーストに関して)
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蟹座何があった
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まじで蟹座何があったねん
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作者について
車田正美さんというと、自分は聖闘士星矢よりも「リングにかけろ」のイメージが強いです。これは単純に実家に漫画全巻あったからなんですが。調べると、リンかけは聖闘士星矢よりも前らしいです
あと、結構打ち切りが衝撃的な作家さんです。伝説の打ち切り漫画として有名な男坂とか、2回目の聖闘士星矢をやろうとして13週打ち切りをくらった「SILENT KNIGHT 翔」でしょうか。
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30年後にwebで復活した
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漫画に出てくる用語はすべて聖闘士星矢で置き換え可能らしい
あらすじ
`この世には邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の闘士聖闘士(セイント)。その拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。彼らは神話の時代より女神アテナに仕え、武器を嫌うアテナのために素手で敵と戦い、天空に輝く88の星座を守護としてそれを模した聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏う。そして現代、6年もの厳しい修行を経てアテナの聖闘士となった少年星矢が父に運命を託された実の兄弟たち(アニメ版では同じ境遇の少年たち)と共に地上の覇権を争う神々の争いに身を投じる。`
OK。これが聖闘士星矢なのですね。さて、それを踏まえて映画版聖闘士星矢のあらすじを見ていきましょうか。
**星矢**(新田真剣佑)は幼い頃に姉と生き別れになり、今ではスラム街の地下格闘場で戦う日々を過ごしていた。
ある日、戦いの中で不思議なパワーを発した星矢は謎の集団に狙われるようになる。そんな星矢の前に城戸アルマン(ショーン・ビーン)が現れ、星矢のパワーが自身の中に秘められた「小宇宙(コスモ)」と呼ばれるものであり、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守ることが運命だと告げる。
知らねえ、聖闘士星矢来たな。。。このあらすじを知り合いにいうたびに知らねえ聖闘士星矢だなって言われます。私は聖闘士星矢を知らない状態だったので、こんな話なのかって受け入れて映画を見ることにしました。
アテナを守るために戦うというこの箇所は一緒なので少し安心ですね。
この映画はマリオと日本での上映開始日が被るというとんでもない状態から開始しました。でも、まあ面白かったら勝てますよね。配管工程度、小宇宙を持った聖闘士なら余裕で勝てますよね。
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ダメそうです。
感想三行編
一貫性のない要素と場面
映像はキレイ
普通のボーイミーツガール
感想総評
結論からいえば、がっかり映画の一つだと思っています。クソ映画と書いていない理由としては以下の点が挙げられるでしょうか?
ストーリーそのものは見ることができる -> やっていることは結局のところボーイミーツガール
クオリティ自体は悪くない -> CGはそこそこキレイ。戦闘シーンもOK
大きなところとしてはストーリー単独で見るなら普通なので、2時間見れなくはないです。ただ、聖闘士星矢 beginningは色々問題を抱えているので、ガッカリ映画と言わざるを得ません。そのことを記載するために大怪獣のあとしまつと比較していきましょうか。
大怪獣のあとしまつ
テーマ:怪獣の掃除のトラブルあれこれ-> 着眼点はまじで良い
ストーリー: 見るに堪えないクソ。匂いの説明でマスコミと政治家が喧嘩する
つまり2時間テーマを無駄にするクソなストーリーを押し付けてくるパワー型のクソ映画です
聖闘士星矢 beginning
テーマ:ボーイミーツガール → 聖闘士星矢でやる必要がない
ストーリー: まあ見れる
それに対して、聖闘士星矢はオリジナル要素との聖闘士星矢要素がかみ合わせが悪い=題材がよくないが、要素要素は見れるという真逆の性質を持っています。どちらも二時間映画なのですが、要素要素が見れるのでまだ許せます。結局のところ、ボーイミーツガールなので、聖闘士星矢でやる必要があるかといわれると不明です。
よかったことを書こうとした際に、シーンとかいろいろ書くことはあるんですが、結局それって映画の細部に対する感想でしかなく、全体通しては微妙という気持ちが強いので、ほめる言葉も軽いものになってしまいます。
心なき地雷映画処理班と人から言われる私ですが、普段以上に言葉が軽くなってしまいます。まあ、そういったことを理解しながら、下記のリストを読んでもらえればと思います。
映画の良かったところ
絵はきれい
お金がかかっていると宣伝しているだけあって、絵はきれいです。特に修行の場の雰囲気とかまじでよかったです。聖闘士星矢の原作であんなところで修業をしているかは不明ですが。
実写の雰囲気つくりとしては最高だと思います。
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雰囲気はまじで良かったです
単発の映画としてみることができる
ワニに1900円を払ってみるくらいならこっちをみたほうが満足感を得られる可能性があります。絵はきれいです
前述のとおりストーリーは問題ないので見れます。だからどうした感が強いですが
要素要素は見れる
小宇宙であったりとか、修行とか小宇宙を悪用しようとしている組織とか含めてまあ要素はひろっているんじゃないですかね。
あと、フェニックスが敵なのでストーリー的に一致しています。だからどうした感がありますが。
カーチェイス、修行シーン、ボスとの闘い的なところなど要素要素はちゃんとしています。
やべえ。頑張ってほめてみようとしましたが、まじで文章を書く手が止まります。題材に失敗した映画の末路ってやつか。。。
基本的にくそ映画って、くそ要素を語り合うだけでなく、よいところもあるんだけど、やっぱダメだよね。クソ要素が強すぎるよねってことが多いのですが、この映画はそれすらいきません。感想を語り合うことすら困難です。霞のように感想をつかむことができません。
悪かったところに行くのですが、
ダメだったところ
オリジナル要素が聖闘士星矢と相性が悪い
開幕の地下闘技場や小宇宙を科学的に利用した機械人間との闘い、カーチェイスなどサイバーパンク感が所々感じさせてくれますが、それを視聴者は見たいのか不明です
サイバーパンクな世界観と聖闘士星矢の要素を何故まぜようとしたのかわからないのですが、水と油のように相性が悪いように思います。ぶっちゃけこのシナリオなら、聖闘士星矢でなくても成り立ちます。
サイバーパンクな地下闘技場的なところでファイトマネーで暮らしている聖矢君が最初小宇宙を発現したところで、サイバーパンクな兵隊に追われることになります。ここがこの映画クライマックスかと思えるくらいには迫力があります。一切小宇宙は活躍しませんが。この映画面白いシーンはたいてい小宇宙かかわっていないです。
敵が小宇宙を科学的に解析した機械兵士みたいなやつとか、小宇宙科学によって機械の体に改造された地下闘技場のファイターです。ただ、こいつらは聖闘士に目覚めた聖矢君にボコボコにされます。敵が敵として機能していないんですね。止められるのは聖闘士しかいないので、映画のバトルシーン全体通してハラハラするのは小宇宙に目覚めていない開幕と最終盤の二回しかないです。
ボーイミーツガールもまあ、普通なものなのでこれ別に聖闘士星矢でやる必要ないよね感が強いです。
サイバーパンク要素が一貫していない
サイバーパンクな世界観を冒頭30分くらい見せられますが、残りの90分は屋敷、修行場、敵の洋館含めて普通に森の中とか島、港町みたいにかなり自然豊かなところにあります。いっそのことサイバーパンクに振り切ったらいいのに、中途半端に自然豊かです。開幕との差で風邪をひきそうになります
この一貫性のなさが映画のダメさを物語っているように見えます
いや、聖闘士星矢っぽい実写を作ろうとしたところは一貫しているのかな。まあ、その一貫性は視聴者に求められていなかったわけですが。。。
鎧=聖衣がダサい
結構これ致命的だと思うんですよね。どうやら実際の鎧を使ったっぽいんですが、それって聖闘士星矢における重要な要素なのかなと。まじで、エルシャダイの初期イーノックくらいにはダサいです。
仮面ライダーなど特撮では動いていればかっこいい的なものがあるんですが、これに関しては動いてもダサいという感情しかわいてこなかったです。
公式ページなど見ると鎧は本物であることにこだわったそうなのですが、それを見る側が求めていたのかといわれると困ります。クリエイティブな活動につきものな、作者は熱意があって、そこにこだわりたいと思うけど、消費者側はそれを求めていないみたいな。素人が書く小説で料理のシーンがすげえ細かく書いているけど、別にそれ求めていないよね?ってやつに近い気がします。
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ちなみに「くろす」で聖衣と変換できる
打ち切りなら打ち切るつもりで派手にやっていない
EDですが、フェニックス座の一輝君モドキが黄金聖衣をゲットしたことに対して、アテナと聖矢が残りの聖闘士を集めないとと言って終わります。バリバリ続編作る気でいる雰囲気を出していますが、ダメやろうなって思っています。
beginningと書いていますが、たぶんこの売上不振の雰囲気を見ると続編はやらないです。このあたりはjojoの映画と似た感じですね。
車田正美といえば、打ち切りです。今や伝説となった男坂やサイレントナイト翔なんて派手な打ち切りをかましました。それにも関わらず、映画では普通の打ち切り映画みたいに終わります。この時点で、監督は車田正美に対する理解が足りないと言わざるを得ないです。
この映画がやるべきだったこと、それは、車田正美リスペクトとして派手に打ち切り映画としてやるだったと思います。そのインパクトだけで話題を持って行けたと思います。
大怪獣の後始末は次回作の予告も視聴者を逆なでする内容だったので、これをやれば、ほんとに真逆の映画として生まれていたのかもしれません
まとめ
聖闘士星矢 beginningに関して、いろいろ書きましたが、ぶっちゃけマリオに勝てる要素はなかったなと思います。聖闘士星矢という結構前の漫画の実写化をどの程度求めらていたのか、公開するタイミング、オリジナル要素など全部含めて食い違いがあった映画なのかなと思いました。あ、一つだけ言うなら、昨今話題のポリコレ配慮とかは一切ないです。聖闘士にとてそんなのは不要といったところでしょうか。
ちなみに、この映画を見た一週間後にマリオの映画を見ましたが、聖闘士星矢には勝てる要素はなかったです。
これ見るくらいなら、アマプラでアフリカン・カンフー・ナチス を見たほうがアクションシーンをふんだんに見れるのでお勧めです。ちなみに続編公開も決まっていますが日本では配給されないとのことです。
てか、マリオ見に行きましょう。楽しいがハチャメチャに押し寄せてきます。
あと、これ見るくらいなら原作買いましょう。私は1900円分漫画買いました
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おまけ
見に行くきっかけ
GW明けに会社のミーティングでGWの思い出を聞いたところ、皆マリオ見たと言っていたので、「私も見に行こうかな」と呟くとメンバーから
もーりさんは聖闘士星矢映画見ないんですか?
完全にチームメンバーから心なき地雷映画処理班と思われています。
ということで、週末に出かけたときに、いい時間に聖闘士星矢をやっている映画館が近くにあったので見に行きました。ちなみにポイント貯めたので無料で見ています。だから心に余裕がある状態で見れました
ちなみに、劇場には10人前後しかいませんでした。土曜の昼の12時の映画やでって思いましたが、ほぼ同時刻にマリオがあったことが敗因やろうなって思っています。同時刻にやっている映画がコナンでも完敗だと思いますが
ちなみに、この映画をみた直後に映画館のカードを紛失したので、聖闘士星矢への感情がマイナスに偏りました。完全に逆恨みですね。
AIによる聖闘士星矢 beginningを見た感想の書き出し
noteのAIで書き出しなどやってくれるらしいので上側の題で書き出しを出力しました。そしてそこにツッコミを入れていきたいと思います
90年代に放送された人気アニメ「聖闘士星矢」のリブート版として公開された映画「聖闘士星矢 beginning」を鑑賞しました。原作のストーリーを踏襲しつつ、新たな切り口で描かれる本作は、ファンならずとも楽しめる内容となっています。
ファンでも楽しめないと思うし、原作のストーリーを踏襲していない
特に、劇中のアクションシーンは見応えがあり、CG技術を上手く活用した迫力ある戦闘シーンは圧巻です。また、登場人物たちが抱える葛藤や、それを乗り越えて成長する過程にも注目が集まります。原作を愛するファンにとって、新解釈に少し戸惑う部分もあるかもしれませんが、どちらの場合も楽しめる作品であることは間違いあり聖闘士星矢ファンにとって嬉しいニュースがあります。
CGを使っているのはあっている。新解釈に戸惑いまくりや。
あと文章が所々おかしい感じがするのはAIって感じです。
なんと、待望の新作映画『聖闘士星矢 beginning』が公開されました。 本記事では、その感想について解説します。 映画はかつての名勝負を取り上げ、熱い戦闘シーンが盛りだくさん。 特に、登場人物たちの個性がしっかり描かれており、ファンなら必見です。また、映像のクオリティも高く、美しい空間美術には目を奪われます。 しかしながら、ストーリーについては意見が分かれる箇所も。新規視聴者には理解しづらい部分も多く、原作ファンでなければ楽しめない点もあります。
また、オリジナルストーリーとしての面白みも感じられず、普遍的な魅力に欠けると感じる人もいるかもしれません。 しかし、聖闘士星矢ファンであれば、それらの点を差し引いても十分に楽しめる内容になっています。新作映画に期待が高まります。
こいつ、聖闘士星矢 beginningを知っているな...?
オリジナルストーリーとしての魅力を感じないのも事実だが、これ、ひょっとして、世の中の映画感想文でオリジナルストーリー=微妙みたいな傾向を学習しているんだろうか。
ということで、今回も感想を書いてみました。
ここまで約6600文字楽しんでもらえれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
一応有料は完全に投げ銭なので、何もありません。
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